キングコング西野氏が絵本『えんとつ町のプペル』を作って世間に広めるためにどのように工夫し、マネタイズしてきたかをいろいろ実験したことをまとめている。
今までの常識と思われていたことをいかに覆すか、どうやって覆したのかは興味深い。そして、全て計算した上で、根拠をもって施策を実施していることがすごい。
具体的には主に3つに分けられる。①無料化すること②お土産化すること③作者(関係者)を増やすこと。
詳細は割愛するが、これらをうまく組み合わせて好循環を生み出している。売れる作品はすごく考えられていて、偶然ではないということが伺える。
そして、一番の肝は「信用」を稼ぐことだと述べている。
「信用」があれば、クラウドファンディングでお金化でき、それと同時にファンや作者を生み出せるからだ。
正直者がバカを見る社会から勝てる社会に近づいているようだ。