HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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人文・評論

【書評】 臆病なチキン野郎ども、美人を狙え!『すごい! モテ方』

手の届きそうな平凡な容姿の子と好みの美人なら迷わず、美人を狙いましょう。 ある大学の研究で女性アシスタントを歩道に立たせて、歩行者がどのくらい距離を開けて通過していくのかを測定したところ、美人に対して男性の歩行者はかなりの距離をとって通過…

【書評】かけた時間よりも結果が重要『お金と時間の悩みが消えてなくなる最高の時短』

本書は自分の時間の使い方についてフォーカスした生き方、働き方について説かれている。 「石の上にも3年」的な「やり続ければ結果が出る」という考え方もありますが、著者が考える効果的な人生の使い方は、「やらなくていいことはやらない」という、ムダを…

【書評】人間味あふれる偉人たちのヤバさ爆発。『東大教授が教えるやばい日本史』

味のある刺し絵で、小学校高学年から楽しく読める。 どんな偉人達にもクスッと笑ってしまえるストーリーがあるんだと、何百年たっても人間味あふれる偉人達を身近に感じれる。 私の様に日本史嫌いな人には、スッと入りやすく読みやすいので、漫画の様にスイ…

【書評】金持ちは人持ち、人持ちは“人たらし”『「人たらし」のブラック心理術』

“人たらし”という言葉にもしネガティブなイメージを持っていたら変換してほしい。“人たらし”とは“人に好かれる”ということである。 人たらしとは対人関係をスムーズに行うために必要な社会的“知性”のことであり、「人たらしほどリストラされにくく、給料を沢…

【書評】本来日本ほど性的に進んだ国はなかった『お盛んすぎる 江戸の男と女』

現在どこにでも『18禁』との文字が書かれ性的なものは悪いという印象がつけられている。これは戦後日本にヨーロッパやアメリカからの文化が入って来た時日本の性文化がおかしいと言われ、廃止されてしまったためだ。日本とは切っても切れないその性文化を調…

【書評】何が正解かではなく、あなたが選んだものが正解『まんがでわかる LIFE SHIFT―100年時代の人生戦略』

人の平均寿命は100歳、メディアからそのような言葉を聞くことが多くなった。長生きできるという嬉しい情報であるはずだが、二言目にはネガティブな情報が流れる。 「だから老後はこれだけの貯蓄がなくてはならない」「今からこれだけの保険に入っておかね…

【書評】カクカクしたのがカッコイイ 『ちびしかくちゃん(1)』

本書は、著者さくらももこ氏の作品である「ちびまるこちゃん」を著者、自らがパロディした作品である。 主人公は一見「まる子」と見間違えるほど、よく似ているが、その特徴は顔が四角い「しか子」だ。しか子一家は、全員顔が四角い。そのため、ストーリーも…

【書評】PSさくらももこ先生、この本ブラックジョークが過ぎますよ 『さくら日和』

1999年、この本の第一版の年。裏表紙を開いて確認するとそんな年に出版された本だったらしい。それより以前、さくらももこ先生のエッセイは欠かさず読んでいた。しかし、その年、僕はチャリンコで世界一周するんだ!という野望を抱いてカナダに飛び、ガチャ…

【書評】自分の力で飛ぶか、それとも飛ばされるか『思考の整理学』

“優秀な人間とは何か”この問いの答えは、時代によって変わるだろう。現代に優秀と評価される人でも、数十年前ではその限りではない。もちろん逆も然りだ。 ほんの少し前まで、学校教育が作り上げる“優秀さ”は、記憶と再生が当てはまる。如何に言われたことを…

【書評】何でも否定から入るのは危険思想?『とてつもない日本』

元総理大臣、麻生太郎氏が現在の日本について語る本。ニート、少子高齢化、様々な問題に対して、麻生氏は悲観することなく肯定的に分析していく。 日本はアジアの「ソートリーダー」であると麻生氏は語る。成功だけでなく、失敗も進んでさらけ出し見本になる…

【書評】「ブラック企業にいるけど辞めるのも億劫……」の人に私なりの妥協案 『筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学』

「ちょっと今から仕事辞めてくる」という映画で主人公の隆はブラック企業に就職し上司の山上に追い詰められて自殺未遂まで行う。堀江貴文氏はブラック企業について「さっさと辞めればいいじゃん」と発言している。 「ブラック企業にいるけど辞めるのも億劫………

【書評】おしゃれは、お味噌汁と一緒 『服を着るならこんなふうに(1)』

本書は、著者の悩みでもある、おしゃれになりたいけど、どうしたらいいかわからない。という人のために、服に親しみをもってほしいという著者の気持ちにより書かれた本である。 そして、漫画というかたちをうまく使っているため、主人公の困った状況やコーデ…

【書評】人=出来の悪いGoogleもどき『これからの世界をつくる仲間たちへ』

「これからの世界」それは“コンピュータと人間が調和し、ともに作る未来”である。本書には、その世界で人間はどのように生きていくのか?という問いに対するヒントが散りばめられている。 現代から未来にかけて人間とコンピュータは境目なく溶けていき、現代…

【書評】上白石萌歌さんが尊敬する歴史上の人物、高橋是清って誰やねん? 『天佑なり 上下巻』

劇場版アニメ「未来のミライ」(細田守監督)の初日舞台あいさつに登場した今をときめく女優の上白石萌歌さんが「時を超えて、過去や未来で会ってみたい人は誰ですか?」と聞かれ「私は歴史上の人物に会ってみたいですね。ご存じか分からないですけど、高橋…

【書評】命の煌めきが輝き始める『花戦さ』

本書は野村萬斎氏主演、2017年に公開された映画『花戦さ』の原作本である。また、池坊家が花を生け始めてから、555年目となることが公開のきっかけとなった。 花の道に長年携わってきた身として、とても興味深い内容であったため、映画鑑賞後さらなる詳細を…

【書評】自分探しが好きな人へpart2 『自分を捨てる仕事術』

本書はアニメプロデューサーの石井朋彦氏が師であるスタジオジブリの鈴木敏夫氏にたたき込まれた仕事術が書かれています。 世の中には2種類の人間がいて、一方は人生に夢と目標を持ち、そこへ向かって突き進もうとするタイプ、もう一方は特に目標は持たない…

【書評】自分探しが好きな人へ『柳井正の希望を持とう』

まず、読書に関する文を紹介する。ライトノベル、ハウツー本、金儲けの本、そうしたものを読んで成功した人はいない。 その通りだと思う。それは本を読んでいて少しも成長しない私が一番よくわかっている。 本書のタイトルは「希望を持とう」である。なぜ、…

【書評】浮世絵以上に愛されている 『琳派~ジャパノロジーコレクション~』

琳派は、日本を代表する古美術の一つの流派であり、日本の美の典型ともいわれている。またジャパノロジーとは「日本を総合的にとらえることを目的とする学問」である。 私たちの身近な「琳派」は、絵画のみにとどまらず、きものや風呂敷、茶碗やすずり箱、蒔…

【書評】自由に生きることは、最高のエンタテインメント『半径5メートルの野望』

タイトルの「半径5メートル」というフレーズは、出版当時とても話題になったという。「半径5メートル」とは、自分の身近な範囲で野望を少しずつ叶えていくということだ。 なぜなら、自分をいきなり大きくかえるというのは、誰しも簡単にできることではない。…

【書評】世の中にはもっと多くの選択肢があっていい『ニートの歩き方  お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法』

“働かざる者食うべからず”、この価値観が多くの人にとって当たり前であるが故に、生きづらさを感じている人がいる。いや、きっと当たり前と思っている人の中にも、息ができないくらい苦しんでいる人は少なくないはずだ。勉強やスポーツなど何事にも得手不得…

【書評】信頼できる「他者」とは?『友だち幻想』

本書は、学生時代や社会に出てからの複雑な人間関係について、必要以上に傷つかず、しなやかに生きていく方法を解説された書籍である。 「他者」と「他人」という言葉があるが、「他者」は「他人」という言葉で置き換えても問題ない場合があるが、それではニ…

【書評】ちょっと昔の本当の話夜這いで始まる恋がある『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』

民俗学の父といえば、柳田國男ですが、性とやくざと天皇は扱いませんでした。この本ではその穴の一つ、既に滅んでしまった日本の性、夜這いを著者赤松啓介が行商を通して日本各地を歩き、それぞれの村で夜這い仲間として迎え入れられた自らの体験を通して語…

【書評】手作りだから美味しいは先入観『言葉にして伝える技術――ソムリエの表現力』

“その言葉は本当に美味しいを表現できているか”、これが本書の問いだ。テレビ番組の食レポでは一見すると、その味を上手い表現で言葉にしているように思う。“肉汁がじゅわっと出て美味しい”、“クセがなくて美味しい”、“飲みやすくて美味しい”、これらはさも…

【書評】イラッとしたら、Just like me 『心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方~すき間時間で始めるマインドフルネス~』

本書では、マインドフルネスにより「今この瞬間」に注意を向け、心を落ち着かせて、脳を休ませる方法が書かれている。それにより、以下のような多くの効果が期待できる。 ストレス緩和思いやりが持てる寂しさが減る不安が抑えられる免疫機能を高める痛みを鎮…

【書評】自分の苦しい感情の源に気づき、向き合ってあげるとは?『心のざわざわ・イライラを消すがんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス』

現代には休みたくても休む暇もなく、忙しいと感じている方はたくさんいるでしょう。そんな人に知っていただきたい、心を落ち着かせて脳を休める「マインドフルネス」について解説された書籍である。 簡単に説明すると「マインドフルネス」とは、「今この瞬間…

【書評】「人とつながりたい私」と「傷つくのは嫌だという私」『友だち幻想』

友だちの数は多いのになぜか寂しい。なんだか友達付き合いに疲れてしまう。新しい友達は作りたいけど、なんだか怖い。彼氏も彼女のも親ですら一緒にいてもしっくりこない。 「若いうちにぜひやっておきたいことは何ですか?」という質問をアメリカ、韓国、中…

【書評】「IF」『書斎の鍵』

本書の書評を書こうと思った理由は、非常に面白い表現があり、オススメしたかったからです。 私たちは一日に一回は風呂に入ろうとします。それは生きた一日分だけ、体が確実に汚れてしまうからであり、人はその汚れを落としてから一日を終えたいと思うもので…

【書評】AV男優は日本で70人。東大生よりもイリオモテヤマネコよりも少ない『光り輝くクズでありたい』

AV男優しみけん。高校を卒業してAV業界に飛び込み17年間、毎日裸で腰を振っている。出演本数は7500本、体を交えた人数は8000人。誰もが憧れる「しみけん」が本書ではAV業界の疑問に答えてくれている。もちろん「しみクンニ」、「ロールスロイス」についても…

【書評】いつか沖縄旅行する際の楽しみに。『本屋になりたい: この島の本を売る』

本書は沖縄県那覇市の第一牧志公設市場の向かいにある“市場の古本屋ウララ”の店主 宇田智子氏による書籍だ。彼女は大型の新刊書店に約9年勤めたのち、現在の古本屋を開業している。 本書ではウララでの日常をもとに、古本屋の仕事やその魅力、不安などが自身…

【書評】「セックスするなら男優さんがいいけど、一緒に寝たり抱きしめられたりするのは彼氏がいいっていう子が多いかな」『セックス幸福論』

本書は誰もが知るAV男優「森林原人」、セックスするとすぐに好きになる「純情バズ―カ」。二十歳から男優を始めて八千人と一万回以上セックスしている。多い日は一日十八人。三日としてセックスしない日はない。 セックスとは何だろうか?世の中のもめごとの…