HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ライター:yoshimo

【書評】「Ⅹ+Y」 『自己プロデュース力』

この本は島田紳助氏がNSC大阪で一度だけ開催された特別講義の内容を記録したものになります。 才能のない若手芸人が売れるための「努力の方法」を教えてくれます。まず自分だけの教科書を作り自分の「おもろい」とは何かを分析していくこと。次に自分たちは…

【書評】「他の人たちがコンパしている間に、、、」 『天才はあきらめた』

山ちゃんの地獄ノートを皆さんは知っているでしょうか。 忘れるな!!必ず復讐する!!バイト先で「お前は売れない」と言って、サインを破り捨てたジジイ 売れた後絶対にサインは断る。養成所で「関東人おもんな」と言ってきた奴全員許さない。売れてすり寄…

【書評】『211 〜長谷川穂積、ベルト奪還までの日々〜』

211 〜長谷川穂積、ベルト奪還までの日々〜作者: 水野光博出版社/メーカー: 集英社発売日: 2010/12/25メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (4件) を見る 皆さんは格闘技は好きですか?私は好きです。最近、キックボクシングを始めました。…

【書評】ブラック企業ができたのは私たちがそれを求めたから『投資家が「お金」よりも大切にしていること』

本書の1ページ目は福沢諭吉をバックにして「私はお金が大好きです。」という一言から始まります。次のページには「今の私のセリフを聞いて顔をしかめたあなたは、お金のことを何も知らないのでしょう。」と書かれています。 世界各国の「個人金融資産」、「…

【書評】命知らずと消えた天才『バカと付き合うな』

最近テレビで「消えた天才」というドキュメント番組を見た。超一流が一度も勝てなかった“消えた天才”の第2の人生を追った番組だった。 その番組には世界王座を12度防衛したボクサーが出演しており、その名ボクサーから「一番やりづらく、勝てなかった。」と…

【書評】ヤリチンもヤリマンも、すべてには理由がある『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』

好きになってくれた人を、好きになれない。好きな人が振り向いてくれた途端、好きではなくなってしまう。 この問題は、相手に問題があるのでしょうか。それとも自分でしょうか。本書では「ナルシズム」と「自己受容」の関係性に焦点を当てこの問題を解説し…

【書評】仕事を舐めるな。『なぜ、この人の周りに人が集まるのか―人望力についての実感的研究』

「好きなことをして生きていく。」「協調性なんかいらない。」という書物が近年非常に多くなってます、その考え方に対して、私はたまにカウンターとなる反対意見も聞きたくなります。 “自分らしく”とは、具体的に何でしょうか?職場に“素”で行くこと、それは…

【書評】 2018年 個人的に買ってよかった大賞 『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』

「サラリーマンなんてのはいくら実力があっても上に行けない人も沢山いるしその逆もいる」「おれは運が良かった。」これは『専務 島耕作』での言葉です。この“運”の正体とは何か? これに関して心理学に基づき、具体的に説明しているのが本書です。人生とは“…

【書評】地球には40億人もの女性がいるのです。『紀州のドン・ファン 野望篇 私が「生涯現役」でいられる理由』

紀州のドン・ファン 野望篇 私が「生涯現役」でいられる理由 (講談社+α文庫)作者: 野崎幸助出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/04/20メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 本作は紀州のドン・ファンの2作目であり野望編である。美女とエッチするため…

【書評】 夢や高い志が持てなくたっていいじゃないか。『我、弱き者ゆえに 弱者による勝利のマネジメント術』

我、弱き者ゆえに 弱者による勝利のマネジメント術作者: 八重樫東出版社/メーカー: 東邦出版発売日: 2013/03/02メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る 八重樫東、別名は「激闘王」です。八重樫東選手を検索すると井岡選手との…

【書評】K-1に中量級を作った男『青春』

青春 作者: 魔裟斗 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2010/03/05 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 35回 この商品を含むブログ (5件) を見る 皆さんはK-1を知っていますか?最近では9/24日にさいたまスーパーアリーナでも大会があり非常に盛り上がりま…

【書評】 ハイ・コンセプトと消費時代の終焉『お金が教えてくれること~マイクロ起業で自由に生きる~』

お金が教えてくれること ~マイクロ起業で自由に生きる~作者: 家入一真出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2013/02/16メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 5回この商品を含むブログ (3件) を見る 現代の商品は高性能、高品質になりどんどん安価になっ…

【書評】「もうやめないか」「何言ってるんだよ、まだ早いよ。」『敗者復活』

敗者復活作者: サンドウィッチマン出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/09メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 30回この商品を含むブログ (14件) を見る 「敗者復活」というタイトルはⅯ1グランプリで敗者復活から勝ち上がって初優勝したコンビのことを意…

【書評】よかったら僕と交換日記しないかい?『お道化もの』

お道化もの作者: 大村朋宏(トータルテンボス)出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2011/01/12メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 14回この商品を含むブログ (5件) を見る トータルテンボスを皆さんは知っているでしょうか?最近ではサ…

【書評】 臆病なチキン野郎ども、美人を狙え!『すごい! モテ方』

手の届きそうな平凡な容姿の子と好みの美人なら迷わず、美人を狙いましょう。 ある大学の研究で女性アシスタントを歩道に立たせて、歩行者がどのくらい距離を開けて通過していくのかを測定したところ、美人に対して男性の歩行者はかなりの距離をとって通過…

【書評】 NoFun ,No Gain 『仕事は5年でやめなさい。』

5年間で仕事を辞める。期限を設けて、今の会社で学べることを精一杯吸収する。5年間、どんな些細なことにも気を配り、工夫していく。そして次の5年間でバージョンアップしていく。本書のタイトルにはそのような意味が含まれています。 本書には NoFun ,No…

【書評】一度引き込んだら、時間も金も離さない。『依存症ビジネス――「廃人」製造社会の真実』

今、現在で利益を上げ、継続している企業はもれなくインフラに携わっていることは理解できる。さらに付け加えるとすれば、人間の根源的欲求に根付いたビジネスも同様である。 生活基盤ビジネス、本能的欲求ビジネス。これらは消費者が「人間」である限り永続…

【書評】「善人ばかりの家庭は争いが絶えない」『このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ』

「努力は必ず報われる」「はいはい。報われません。している努力の大半が無駄ですから」「友達100人できるかな」「できません。親友は2・3人が限度です。後の97・8人くらいには嫌われてください。」 これが本書の内容である。やみくもに努力するよりも、何を…

【書評】金持ちは人持ち、人持ちは“人たらし”『「人たらし」のブラック心理術』

“人たらし”という言葉にもしネガティブなイメージを持っていたら変換してほしい。“人たらし”とは“人に好かれる”ということである。 人たらしとは対人関係をスムーズに行うために必要な社会的“知性”のことであり、「人たらしほどリストラされにくく、給料を沢…

【書評】「ブラック企業にいるけど辞めるのも億劫……」の人に私なりの妥協案 『筋トレは必ず人生を成功に導く 運命すらも捻じ曲げるマッチョ社長の筋肉哲学』

「ちょっと今から仕事辞めてくる」という映画で主人公の隆はブラック企業に就職し上司の山上に追い詰められて自殺未遂まで行う。堀江貴文氏はブラック企業について「さっさと辞めればいいじゃん」と発言している。 「ブラック企業にいるけど辞めるのも億劫………

【書評】人の心は最適化されるか『田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得』

国や地方自治体の意思決定、裁判所の判決などには、時に不合理なものになってしまうことがあります。なぜ起こるかと考えるとそのシステムとその中での意思決定には人間が関与しているからです。 世の中のシステムを作る人間や強い影響力を与える人間に働きか…

【書評】人=出来の悪いGoogleもどき『これからの世界をつくる仲間たちへ』

「これからの世界」それは“コンピュータと人間が調和し、ともに作る未来”である。本書には、その世界で人間はどのように生きていくのか?という問いに対するヒントが散りばめられている。 現代から未来にかけて人間とコンピュータは境目なく溶けていき、現代…

【書評】人と同じでありたいという本質的な願望と人と同じことは危険であるという矛盾 『カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話』

カール・マルクスの『資本論』では”資本主義が進んだ社会では、個人がどんどん孤立化される。”とあり、言い換えると“企業は仕事を分担し、細切れにすることで生産効率を上げていく”ということを意味します。これは“ジェネラリスト”を大量生産し、代替可能な…

【書評】変化に対応できる種のみが生き残る『カイジ「命より重い!」お金の話』

金が命よりも重いわけがありませんが、お金のことを知らないということが「命よりもお金の方が重い」状況をつくっているのです。 では、生きていくために必要なことは何かと考えると、お金を稼ぐための「能力」に加え“マネー・リテラシー”も必要になります。…

【書評】熟女を知って一人前の男になってください!『やっぱり熟女がいちばんでした。』

「熟女さんとセックスをすると、すごく気持ちが良くて、楽しくて、満たされて幸せな気分になる!と、気づかせてくれたのはAV業界でした。」 現在AV業界にてAV女優のさんの活動寿命がどんどん長くなるに従い、“熟女枠”は最大のカテゴリーになっています。 「…

【書評】 ゼロ高等学院への期待をこめて 『すべての教育は洗脳である』

学校とは「工場(企業)に勤め、沢山お金を稼ぎ、結婚して子供を持つのが、国民として一番まっとうな人生だ」という“常識”を刷り込むために創設された背景があり、この裏には納税、出産、出兵に抵抗感を抱かないようにさせ、戦争などの緊急時には国民の貯金…

【書評】 ゼロ高等学院の創設を落合陽一氏と堀江貴文氏の著書から考えてみる 『10年後の仕事図鑑』

個性が尊重され、多様化した価値観が認められつつある現代と、その潮流に乗ることができない私たち。端的に言うと、「選択肢が広がっているが、何一つ自分で決めらない。」という現象が浮かびあがってくる。 この「意思決定能力の喪失」に関して、本書では落…

【書評】 人間が機械の役割から人間本来の役割に戻るだけ 『10年後の仕事図鑑』

本書は、堀江貴文氏の「遊びでお金を稼げるようになる」、「好きなことで生きていける」という言葉の根拠が落合陽一氏の説明で非常に分かりやすく解説してある。 特筆すべきは落合陽一氏が仕事の本質や成り立ちを的確に捉えて解説している点である。まず一つ…

【書評】「私は本当はどうしたいのだろう?」「何がしたいのだろう?」と考えがちな人は1度でもいいからこの本を読んでほしい。『君が生きる意味 人生を劇的に変えるフランクルの教え』

「ホモ・サピエンス」は“智恵のある賢い人” 「ホモ・パティエンス」は“苦悩に耐える人” フランクルは人間を「人生から問いかけられている存在」と捉えます。大病、倒産、リストラ、離婚、死別、裏切りなどの出来事は自分でコントロールできるものではありま…

【書評】自分探しが好きな人へpart2 『自分を捨てる仕事術』

本書はアニメプロデューサーの石井朋彦氏が師であるスタジオジブリの鈴木敏夫氏にたたき込まれた仕事術が書かれています。 世の中には2種類の人間がいて、一方は人生に夢と目標を持ち、そこへ向かって突き進もうとするタイプ、もう一方は特に目標は持たない…