ライター:川田誠
これは神様の「ガネーシャ」が普通の会社員「僕」を成功まで導こうとする物語だ。この「僕」とは、つまりは貴方のことだ。「成功したい」「幸せになりたい」「人と違う人生を歩みたい」けど、「どうしたらいいかわからない」。このような思考は貴方も含め多…
『バカは最強の法則』 著者 堀江貴文、原案 真鍋昌平、作画 松本勇祐(小学館、2017/7/28) 「寿司職人が何年も修行するのはバカ」や「手作り弁当より冷凍食品のほうがうまい」、「大学に行くのはお金と時間のムダ」、こんな言葉を額面通りに受け取りプンス…
『バカは最強の法則』 著者 堀江貴文、原案 真鍋昌平、作画 松本勇祐(小学館、2017/7/28) ビジネスで一番大切なもの。それは信用だ。 では、その信用を得るためにはどうすればよいのか。ホリエモンこと堀江貴文が説く、ビジネスにおける成功と失敗。そして…
『なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?』著者:堀江 貴文(堀江 貴文、2017/7/6) あらゆる縦の壁が溶けていく現代で、本を作る側と読む側に存在していた壁も例外ではない。本を出すということの壁は限りなく低くなっている。本書は出版にま…
『人生の勝算』著者:前田裕二(幻冬舎、2017/6/30) 本書にはSHOWROOMというエンターテイメントサービスを立ち上げた著者の血肉が詰まっている。彼の熱量をここで説明してしまうのはいささか野暮な気がするので、彼の焼け焦げるような熱量はぜひ本書を手に…
『ヴェニスの商人』著者:シェイクスピア、訳:福田 恆存(新潮社、1967/10/30) 古典を読むには体力を使うと思いました。マラソンと水泳では使う筋肉が違うように、日頃の読書とは違う筋肉を使っているようでした。また、「船が沈んでしまった」という表現も…
本書はTBSにて放送されている番組、「がっちりマンデー!!」の採録本だ。2004年から続いているこの番組では取材を通し、毎週 様々なビジネスモデルを紹介している。1社の事例を4ページほどでわかりやすく解説しており、気になったビジネス事例からつまみ…
本日は『多動力』書評リレー7走目だ。 本書は8章31の項目で構成されており、そのトップバッターに飲食人大学が運営する「鮨 千陽」の例が取り上げられている。 ミシュランガイドのビブグルマン部門に選ばれた名店だが、職人達はたった3ヶ月の研修で店に…
「テクノロジーが可能にすること」と、 「人間のできること」の間に壁を作ることの無意味さに触れている。 筆者の落合氏は、 インターネット技術を管理することとそれらに管理されることには、 本質的な上下関係は無いとしている。 既存の人間の活動(クリエ…
本自体には2種類の物語がある。一つはその本の中身の物語、もう一つはその本自体が人から人へ渡っていく中で重ねられていく物語だ。本書はそれらをテーマに、鎌倉を舞台にしたビブリア古書堂という古書店に関わる人たちの物語で構成されている。 登場する人…
私は2005年の受験期に予備校の本棚で本作品と出会った。本作品で学んだとこは2つ、“諦めなければ夢は叶う”こと、もう一つが“例えようのない理不尽は存在する”ことだ。 剣桃太郎の直進行軍や冨樫の油風呂の覚悟には、高校生ながら胸が熱くなった。受験勉強も…
向き合う業界を“戦場”、向き合うことで置かれる状態を“孤独”としている、本書からは著者の言葉を通した覚悟が伝わってくる。消費者側からは華やかな側面の想像には硬くない業界だが、現実にはその想像は断片であることがわかる。著者の人生は再起の連続だ。 …
堀江さんの活動はネットニュースやyoutube、ツイッターなどで日頃から収集することができる。どのような活動をしているのか興味を持てば、おそらく情報量には困らないはずだ。しかし、1テーマで記されている書籍から得られることもまた大きい。そこでは受け…
本書のテーマは“販売技術”だ。ネットショッピングが当たり前になっている昨今、消費者に商品を届けるという役割はまだまだ店頭販売員が担うところが大きい。いや、店頭かeコマースかはただの手段の違いだ。本書の本質は、どのような販売手段に対しても当ては…
本書では、北海道のアルファリゾート・トマムや山梨のリゾナーレなど、いくつもの経営再建の話を事例から、ホテルサービス業に携わるために必要な考え方が記されています。 本書の言葉から主役を選ぶとするなら、それは「顧客満足度」です。再建に至るまでの…
知らない人はいないであろう情報誌「Hot Pepper」の、立ち上げから軌道に乗せるまでが書かれた一冊です。「個人の数字に対する徹底的なコミット」、「組織の力で作る推進力」、そして「顧客への物語提案」、これらが一つになることで大きなムーブメントを作…
「おじいさんの趣味だ」、そんな既成概念を覆してくれました。この作品は盆栽がテーマです。 雨宮雨天が小日向楓の日常に入ってきたところから物語は始まります。好奇心をくすぐる盆栽にまつわる知識を中心にしながらも、物語を回すのは女子高生のライフスタ…
皆さんは「角上魚類」という店を知っているだろうか。新潟の寺泊から始まり、今では全国に直営店を22店舗を展開する鮮魚専門店だ。「魚離れ」が叫ばれて久しい昨今だが、この店は設立40周年を迎える2016年まで、右肩上がりの成長を続けている。 本書…
今では書店のビジネスコーナーで必ずと言っていいほど目にする本書、2005年2月に初版を発行し2016年8月の発行分でなんと50刷目と、10年以上続くヒット作です。 タイトルになっている“さおだけ屋はなぜ潰れないのか?”というエピソードを含め、7つの具体的な…
極道の世界に身を置く「山本健太郎」「杉原和彦」「立花リョウ」、顔には傷や無精髭、黒服に身を包んだ典型的なヤクザの3人が主役。ある日 犯した失態を命で償う代わりに性転換手術と全身整形をし、アイドルグループ“ゴクドルズ”としてデビューすることを組…
「10年後に食える仕事、食えない仕事」著者:渡邉正裕東洋経済新報社 本書は、My News Japan代表取締役の渡邉正裕さんの著書です。 グローバル化によって日本人の仕事が無くなるということは、今では当たり前のように私たちの耳に入ってきます。しかし、本書…
「寿司修行3カ月でミシュランに載った理由」著者:宇都裕昭ポプラ社 飲食人大学を運営する宇都さんによる著書です。同学校ではたった3ヶ月の研修をもって、一人前の寿司職人になれるプログラムが用意されています。卒業生らで運営される「鮨 千陽」がミシュ…