2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧
知人の経営者が出版をしたと言うので読ませていただいた。著者は、株式会社MACオフィスという、オフィスコンサルティング事業を行なっている会社の代表取締役社長兼CEOだ。その彼が、自身の得意分野である企業組織の賃貸オフィス戦略についての数々を披露す…
死にゆく者からの最後のメッセージ。それは人生最後の仕事であった。言葉だったり、手紙だったり、行動だったり、感情だったり。体の中に収まっていたものを解放した瞬間、1番生きていると感じていたかもしれない。次の時代に何か爪痕を残すかのように。 著…
著者は、スポーツ、勉強、音楽、恋愛、仕事などあらゆる分野において挫折し自信がなく、自分は最悪の人間なんだと常に自虐していたそうだ。そのきっかけは、父親が泣き出すほどの悪い成績をとってしまったり、突然女子からブサイクと言われ女性と話しができ…
著者である佐々木氏が社会人になったばかりの甥に向けた手紙という形で本書は構成されている。個人的には20代で読んでおくと、後々色々と収穫が得られると思う。著者の経験談も随所にあり、具体的な事例は面白い。私もサラリーマンを経験したことあるが、本…
現代の最強必須スキル「発信力」。何をするにも重要なこの力が、この一冊で身につく。まず各SNSの使い分けや特徴、ターゲッティングについて述べられた後、具体的な手法をtwitterを中心に教えてくれる。「スキル」は才能ではなく、練習すれば身につけること…
著者である芥川龍之介が自殺した1927年に発表された小説。芥川の晩年の代表作であり、命日である7月24日が「河童忌」と呼ばれるのもこの由縁らしい。世の評価では当時の社会を痛烈に批判した作品のようであるが、私はありのままの人間の姿を河童に見立てて、…
今まで「意見」だと思っていたものが、実はただの「反応」だったことには驚きを隠せなかった。確かに意見を言ってるつもりの人が実際多いであろう、私もその1人だった。では意見とはどういうことであろうか?そして自分の意見を持つ価値は?これからの時代…
17歳女子高生の恋バナが短編8話収録されている本書。8人の多感な時期の女の子の繊細な恋心が綴られている。男からすると、「女の子って17歳から、こういうことまで考えているんだ・・・」と率直に感じた。男の私が読んでいると男女の思考回路の違いがまた面…
17歳女子高生の恋バナが短編8話収録されている本書。8人の多感な時期の女の子の繊細な恋心が綴られている。男からすると、「女の子って17歳から、こういうことまで考えているんだ・・・」と率直に感じた。男の私が読んでいると男女の思考回路の違いがまた面…
著者である坂本氏は様々な企業を訪問調査して、本書が初版された2008年の時点で、その数は6000社を超える。その中で日本で大切にしたい5社についてピックアップされており、2022年1月時点でもちゃんと5社は存在していた。坂本氏が言う、会社にとって1番大切…
この本は、或る一家の、或る母親による、或る3人息子を育てた体験を元に書かれたものである。たまたまその3兄弟の長男が俳優の菅田将暉であり、著者の夫、つまり菅田将暉の父親が、たまたま私と13年前からの知人なのであった。読まないという選択肢は無い。…
ほぼ英語と絵で構成された本。本書のカバーとちょろっと日本語で書かれているところを抜かせば世界共通になる。本編に至っては英語と絵だけなので正にユニバーサルデザインだ。結構斬新な作りになっている。 文章を読むのが苦手な人には特にお勧めである。視…
ちょっとした気付きや普段の心持ちが変わってくると生活に華やかさが生まれる。そんなヒントが短文で400以上ある。何気なく使っている物や習慣に対して少しでも向き合った事はあるだろうか?小さな事から見直して、変化していく楽しみを本書は教えてくれる。…
題名通りにこども向けと思って開いてみたら、あらびっくり!大人が読んでも十分に勉強になる。私は一回だけ六法全書を見たことあるが、1ページも理解できずに閉じた記憶がある。それをここまで噛み砕いて説明しているのは、著者の言葉選びの賜物だろう。法律…
日々の小さな変化に気づき、次なる一手を素早く下し、周囲と協力しながら道を切り拓いていける。そんな人材を本書では「チェンジ・リーダー」と述べている。アクセンチュア出身の著者ら3名が、これからの時代のリーダーについて「新型コロナ」、「IT・AI」…
赤ちゃんというのは求心力があり、周りの者を魅了して惹きつける。可愛いから?なずなを読むとそれだけではない何かを感じる。田舎が舞台のなずなと周りの人達との見えない縁の物語。都会のストレスに疲れた方に読んで欲しい。 主人公は40代半ばの新聞記者の…
32年の眠りからの覚醒。しかしそれは、新たな戦いと、愛する者との別離を招いただけの、彼にとって辛く不幸な出来事であった。その、「異能者」とも「神殺し」とも、或いは「触れ得ざる者」ともあだ名される男の目覚めの物語『赫奕たる異端』で起こした、後…
32年の眠りからの覚醒。しかしそれは、新たな戦いと、愛する者との別離を招いただけの、彼にとって辛く不幸な出来事であった。その、「異能者」とも「神殺し」とも、或いは「触れ得ざる者」ともあだ名される男の目覚めの物語『赫奕たる異端』で起こした、後…
色々と考え事が多い現代人、そもそも考えるってなんだ?読んでいく内に考える事について深く知り、「体感的」に納得できる。非常に面白く言語化されている。考えすぎて煮詰まった方、これから新しい事を考えようとしている方に是非お勧めしたい。考えるとい…
色々と考え事が多い現代人、そもそも考えるってなんだ?読んでいく内に考える事について深く知り、「体感的」に納得できる。非常に面白く言語化されている。考えすぎて煮詰まった方、これから新しい事を考えようとしている方に是非お勧めしたい。考えるとい…
「ぴえん」という言葉をご存知だろうか?2019年頃から若者の間で流行しており、残念なときや嬉しいときの心情を表す汎用性の高い表現として広まっていった。この多様な意味を持つ「ぴえん」は、次第に行動様式の意味を持ち始める。ぴえん系女子である。 原宿…
USJを瀕死の状態から救った、スーパーマーケッター森岡 毅。彼が去った今もUSJは快進撃を続けている。それは「持続可能なマーケティング力の構築」に成功したからだと言う。 いわゆるマーケティング本は抽象的な概念の羅列で終わっていることが多いが、この…
今まさに大学進学のために上京しようとしている若者が、東京行きの新幹線の車内で父親からの長い「手紙」に目を通す。そこには普段言葉を交わすことのない息子の将来を危ぶみ、人生を後悔して欲しくないと、多くの人々が信じている『常識の殻』を破ることを…
今まさに大学進学のために上京しようとしている若者が、東京行きの新幹線の車内で父親からの長い「手紙」に目を通す。そこには普段言葉を交わすことのない息子の将来を危ぶみ、人生を後悔して欲しくないと、多くの人々が信じている『常識の殻』を破ることを…
文房具というものは大人の場合は事務作業、子供の場合は勉強に使われる事が多いだろう。そんな文房具に対しての著者の随想集。文房具の思い出話が多く、何か気持ちがほっこりする。文房具という無機質な物に生命が宿られる、そんな風に思わせる筆者の文章力…
例えば、僕の手元に百円玉が一枚だけあるとする。百円玉を何に使おうかと考える。するとチョコレートが食べたくなってきた。 そこで色々な考えが浮かんでくる。コンビニよりもあのスーパーの方が安いな。チョコレートを我慢してもっと安いものでお腹を満たす…
昨今「終身雇用が難しい」と言われ大企業=一生安泰では無くなってきています。これからの時代は自分自身の力で生き抜くために「起業」が必須科目と言えるでしょう。本書は著者自身が自分の子供に働く事の意味を伝えたいという思いで形にした本です。読み終…
文系の天才、小林秀雄氏と理系の天才、岡潔の2人の対談、というか雑談が繰り広げられる。天才同士の雑談というフリースタイルが故に余りにも内容が濃すぎる。私はほとんど理解出来なかったが、この雑談は感性が問われるのだけは感じた。いっその事、全くわか…
多様化の一途をたどる令和の時代に求められるリーダー像とはどのようなものだろうか。織田信長、坂本龍馬、渋沢栄一、そんな誰もが知る歴史上人物のエピソードを数多く紹介しながら、リーダーとはかくあるべきだという考えを良い意味で破壊し、「選択肢」を…
本書の内容はアドラー心理学に近いイメージを抱いたが、NLP(神経言語プログラミング)心理学というものに基づくものらしい。具体例を多く紹介しながら、自信がない原因を「洗脳」という強烈なワードを用いて、わかりやすく説明してくれている。 洗脳と聞く…