HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【書評】隈研吾の建築ワールド、その原点に迫る『旅する建築家 隈研吾の魅力』

2020年東京オリンピックのメイン会場「新国立競技場」を手掛けたことで広く知られる建築家・隈研吾さん。本書は長年親交のある空間プロデューサー田實碧さんが、そんな建築家・隈研吾の魅力についてまとめた書籍。時折、田實×隈の対談を交えつつ、隈研吾の幼…

【書評】「正義中毒」という依存症『人は、なぜ他人を許せないのか?』

本書は、著者の海外生活での体験や、専門分野である脳科学の観点から、「人が人を許せなくなってしまう」メカニズムと、そこから解放されるための科学的な方法が紹介されている。 そもそも人間の脳は対立するようにできていると著者は言う。「他に正義の制裁…

【書評】不器用に生まれてよかった。『凡人の強み』

野村再生工場。他球団でまったく活躍できなかった選手や、かつてはチームの主力として輝きを放っていたがその後低迷していた選手が、野村監督のチームに移籍した途端に再生を果たします。代表的な選手は山崎武司選手で他球団からリストラ後の30代後半に生涯…

【書評】教育熱心な親が持つべきは、普通であることの勇気!『嫌われる勇気』

子育てに悩むママ・パパへ。『馬を水辺へ連れて行くことはできるが、馬に水を呑ませることはできない』本書は、親子、友人、職場、地域、あらゆる人間関係に応用できる生き方の教科書です。 本書が伝えるアドラー心理学では、褒めて育てることも叱って育てる…

【書評】YOUやっちゃいなよ『ジャニーズは努力が9割』

SMAPの中居くんがジャニーズ事務所を退所され、その記者会見の姿が絶賛されました。何が絶賛されたかというと真摯でユーモアに溢れた対応から滲み出る「人間力」です。 冠番組を単独で持つこと、お笑い芸人と堂々と絡むことなど、テレビでのその姿はジャニー…

【書評】メンタリストDaiGoさん目線での好きなことで稼ぐ方法『「好き」を「お金」に変える心理学』

好きなことで稼げるようになりたい!と思い、書籍を読み漁る中で手に取った本の一つです。題名の通り、好きなことをマネタイズするための方法を、心理学目線で書いています。 私が特に目を引いたのは、「会社をすぐ辞めてはいけない」と伝えていることです。…

【書評】伝えたい事を、伝えたい人に、より魅力的に届けるための指南書 『不安が自信に変わる 話し方の教室』

誰しも一度は、日々の会話やスピーチなどで失敗した経験があるだろう。本書では、話したい内容を相手に伝えるためのテクニックとトレーニングが紹介されている。 伝えたい内容を細分化し、簡潔にすることが必要だと著者は言う。それを相手方に効果的に伝える…

【ランキング】今週読まれた書評【2020/3/15-24】

1位 bookrev.horiemon.com 不安が自信に変わる話し方の教室 作者:深沢 彩子,稲垣 麻由美 発売日: 2020/02/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) 2位 bookrev.horiemon.com 自分を変える習慣力 (Business Life 1) 作者:三浦 将 発売日: 2015/11/24 メディア: …

【書評】アートとビジネスは相反してる。だからこそ、どっちも重要だ! 『コンテンツビジネスのすべてはUCLA映画学部で学んだ。』

コンテンツビジネスが最近のトレンドである。特に、YouTuberの誕生からそれは顕著になった。YouTuberの所属事務所であったり、YouTubeの動画制作会社なども誕生している。コンテンツは昔から存在していたが、コンテンツとビジネスは相反していると思われてき…

【書評】本物のリーダーとは、権威を振りかざさず部下から学べる人のことだ。『ハーバード・MIT・海外トップMBA出身者が実践する 日本人が知らないプロリーダー論』

日本人は本物のリーダーを知らない。日本人のリーダーは、利益の追求と従業員をいかにサボらずに働かせるか、ということに重きを置いている。これではいつまで経っても、業績は伸びないばかりか、企業は成長していかない。それに比べて、海外のリーダーは短…

【書評】ノーベル賞受賞者の地道な毎日と苦労の日々 『山中伸弥先生に人生とiPS細胞について聞いてみた』

山中伸弥教授を知っているだろうか?京大で、iPS細胞を発見し、マウス実験、人体実験で再生医療として取り入れた人物だ。彼の功績は、世界に認められ、ノーベル賞を受賞した。だが、彼は未だ満足しておらず、昔も未来も向いてる所は同じであった。重度の病を…

【書評】努力こそが、人類史上最大の武器 『死ぬまで、努力 いくつになっても「伸びしろ」はある』

死ぬまで努力なんて、暑苦しい。そう思ったあなたは、もう既に腐敗の一歩を辿っているかもしれない。人生とは努力の連続である。元伊藤忠商事株式会社社長の丹羽宇一郎氏は、語る。永年努力し続けることが、人間の成長と幸せを促すと。皆さんは、仕事が好き…

【書評】日本のリーダーからは学んではいけない『日本人が知らないプロリーダー論』

本書のタイトルはアマチュアではなく“プロリーダー”です。プロリーダーとは営業利益に貢献できるチームを作ることにとことんこだわるリーダーのことです。プロリーダーは成果を出すための術を習得しており、どのような環境、どのようなチームを率いたとして…

【書評】話し方の教科書『不安が自信に変わる 話し方の教室』

会話とは何でしょうか?例えば、夫婦にとって“会話”とは“栄養”を意味します。仕事が忙しく、会話(栄養)が不十分なときは相手の考えていることが分からず、すれ違いや勘違いが起こります。Lineやチャットで過剰に連絡を取りすぎている場合、どちらか一方が…

【書評】人生を良くするのも悪くするのも「習慣」だ!!『自分を変える習慣力 コーチングのプロが教える、潜在意識を味方につける方法』

あなたは「潜在意識」という言葉を知っているだろうか?心理分析で有名なフロイトが提唱した言葉だ。「潜在意識」とは言葉通り、無意識のことである。つまり、無意識にやる習慣が自分を変えるのだ。無意識にやるとはどういうことだろうか?皆さんは知らない間に…

【書評】SFを未来にする力がヒトにはある。『日産未来文庫・答え合わせは未来で。』

SF

日産自動車が、想像のプロであるSF作家とともに描いた「自動運転社会の未来」を予想した全19話のショートショート集。 この本は、性能がいい。ページ開いて一瞬で未来に行ける。この小さな文庫は「どこでもドア」であり、「タイムマシン」でもある。一つの物…

【書評】非日常的な職業の本を読むとアレが高まる!?スパイ活動の毎日を楽しみませんか? 『SPY × Family』

『SPY × Family』は、スパイを職業としている主人公が、擬似の家族をつくり、ある名門校に潜入するという物語だ。 スパイとは、この世に本当に存在する職業なのか怪しい。戦国時代などにいた、忍者もスパイの一種だろうが、存在するかは怪しい。スパイ活動と…

【ランキング】今週読まれた書評【2020/3/8-14】

1位 bookrev.horiemon.com 経営や会計のことはよくわかりませんが、 儲かっている会社を教えてください! 作者:川口 宏之 発売日: 2020/01/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) 2位 bookrev.horiemon.com なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則 発売日: 2018/…

【書評】人生はゲームそのものだ! 『転生したらスライムだった件』

ある日、私は死んだ。気付くと、転生し、ぷよぷよで可愛らしい見た目をしたスライムだった。 あなたはスライムになったことがあるだろうか?大抵の人はないだろう。中にはいるのかもしれないが、大半はスライムになるなどと想像したこともないだろう。だが、…

【書評】彼女らの強さの秘訣は何か?『これが私の生きる道!彼女がたどり着いた、愛すべき仕事たち』

本書はオンリーワンの生き方を選んだ33名の女性の姿をインタビュー形式にて深堀した書籍である。彼女らの肩書きはかつおぶし伝道師やフリー素材アイドル、パーティスタイリスト等様々だ。一昔前ならマネタイズされているとは思えない仕事に就いている女性が…

【書評】人を助けることの大切さ。改めてヒーローから学ぶべきこととは? 『僕のヒーローアカデミア』

貴方は昔ヒーローに憧れただろうか?かっこよくて、強くて、人を助けるスーパーヒーローに。 この漫画はヒーローに憧れた1人の少年が、周りとは違い、無個性で生まれ、ヒーローの夢は絶望となる。だが、No.1ヒーロー「オールマイト」に出逢い、ヒーローを再…

【書評】養殖、品種改良、権力。私利私欲に溢れるこの世界を描いた超大作。 『約束のネバーランド』

楽しい毎日。毎日遊んで勉強して、テストはちょっぴり辛いけど、兄妹達と過ごす日々は幸せとしか言いようがなかった。あることに、気付くまでは、、、 人間は、豚や牛、魚を養殖している。自然さまを育て、我がものとしている。果物や野菜などもそうだ。だが…

【書評】失敗しないビジネス経営とは!?人を幸せにすることの大切さ 『ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する』

皆さんはお金のない学生の頃、オバチャンがやっている定食屋に、毎日通っていなかっただろうか?なぜだろうか?安いから?腹いっぱい食えるから? 当時の私たちは、働いていないからお金もなく、思春期で食べ盛り。みんなで、部活の帰りにオバチャンの定食屋…

【書評】ファンタジーが、もうそこまできてる 『答え合わせは、未来で。』

自動運転、IoT、スマートシティ。言葉だけが、独り歩きして、何のことか分からない。本当にそんな技術ができるのか。所詮、ファンタジーの話だろうと、ずっと思っていた。 だが、そんな時代もすぐそこまできている。車が、家の代わりになる。車で生活する時…

【書評】この世は未知なる生物、菌によって成り立っている 『もやしもん』

あなたは菌と聞いて、何を思うだろうか?感染症の原因だろうか?汚いというイメージがあるだろうか?確かに、その要素もある。だが、それ以上に菌はもっと身近な存在なのだ。 この世は菌によって成り立っている。そう言っても過言はないだろう。なぜなら、人…

【ランキング】今週読まれた書評【2020/3/1-7】

1位 bookrev.horiemon.com 1日10分で4技能が身につく アルゴリズム音読 作者:鴨井 智士 発売日: 2019/12/23 メディア: 単行本 2位 bookrev.horiemon.com 世紀の空売り―世界経済の破綻に賭けた男たち (文春文庫) 作者:マイケル・ルイス 発売日: 2013/03/08 メ…

【書評】財務表の読み方からビジネスモデルの分析まで『経営や会計のことはよくわかりませんが、 儲かっている会社を教えてください! 』

タイトルのままだ。経営や会計のことが分からない人が読んでも、儲かっている会社とはどうやって見分けるかが分かり、ビジネスモデルまで分かるそんな本である。 本書ではまず財務3表の基本を学びその後、2社ずつ、例えばAmazonとAppleなどを比較しながらそ…

【書評】成功する上で大事なこと。それはいかに早く成功するかではない。失敗をどう乗り越えるかだ『なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則』

『なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則』 私たちは、成功の法則というものを学ぶ。皆が成功したい。だがら、成功の法則を学ぶ。だが、それは誰かが作り出した後付けであり、法則なんかではない。成功に法則するものなんかなく、人によって成功の法則の定義…

【書評】奈良時代に伝来した書物は武田信玄、徳川家康に繋がる『まんが 孫氏の兵法』

本書は二千五百年前の奈良時代に日本に伝来した兵法原則の書物になります。 兵法とは“戦争の仕方”という意味になりますが、本書は単に勝ち方の原則を述べられたものではなく、リーダーの立場から状況判断、組織管理の仕方、リーダーシップの在り方、競争の原…

【書評】文構造を意識しろ!『アルゴリズム音読』

「ハイレベルを求めすぎていませんか?」 日本語と英語は違う。何がとゆうと「語順が」である。 英語は日本語と違い、語順が変わると意味をなさない。この本では、英語を勉強するために生み出されたアルゴリズム(ルールと手順を決めて処理すること)による…