ディズニーでは、従業員全員が同じように力を発揮し、成長している。日本では逆に、使えない従業員を切ることが重要かのように囁かれている。実は、ディズニーのやり方を使えばそんな使えない従業員も、戦略になるかもしれない！
使えない従業員を、使えるようにとはどういう事か？使えない従業員は大抵、業務内容がわかっていないか、慣れすぎて忘れている。要はマニュアルが、活用されていないのだ。
そこでディズニーは、マニュアルをもっと分かりやすくするように推奨している。つまりは、事細かに順序を書き、誰にやらせても、出来るようにするというやり方だ。
机を掃除するという業務内容でも、｢机を綺麗にする｣というだけでなく、｢午後17時になったら、机にあるゴミをゴミ箱に入れ、水で洗って水がこぼれないように絞った雑巾で、光るようになるまで磨く｣といったように、細かく順序を説明する。そうすることで、指示されたことしか出来ない従業員でも、慣れてしまってるような従業員でも、初めての従業員でも出来るようになるのだ。
これは一見、面倒くさいように思える。だが、これをすることによって、いつ、どこで、何を、どのように、しなければならないということが、明確になるので、障壁が減り、皆が出来るようになるのだ。
人間というのは、やろうと思ってたことを大抵忘れてしまう。今日は読書しようと思っていても、お気に入りのアニメが追加されてしまったら、見てしまう。それだけ、誘惑に負けやすく、愚かな生き物なのだ。
それを自覚し、行動をより明確化することで、｢あ、17時になったから、机の上に開いてある本を15分だけ読まなきゃ｣といった風に行動出来るようになるのだ。
皆さんもぜひ、ディズニーのやり方を読み、従業員や後輩、そして自分の行動も変えて、成功を手に入れてほしい。やるかやらないかは、あなた次第だ。
