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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】ベンチャー投資??アートの方がいいんじゃない?『教養としてのアート 投資としてのアート』

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世界のアート市場は8兆円である。日本はいくらだろうか。500億円である。超少ない。分かりやすくすると8万円と500円だ。経済大国日本がである。伸び代しか感じない。

アートに投資することが良い点はいろいろある。特に本書は現代アートをオススメしている。現代アートとは簡単に言えば生きている人の作品だ。現代アート投資が良いのは飾って楽しめる点。作者が生きているので、作品の理解を深めれる点。これから伸びる可能性がある点。買うことであーティストの役に立つ店。アートにインサイダー取引はないので投資し放題だ。

いわゆる富裕層はだいたい資産の5%はアートに投資するという。昨今ベンチャー投資が流行っているが、ベンチャー企業は潰れると何も残らないが、アートなら残るその点でアートはベンチャーよりも良いともいえるだろう。

さて、本書ではそんな現代アート投資について、どうやって買うのがいいか、オススメの買い方はどうか、個展初日に回るのがよい、アーフェアに行こう。などなど普段アートに関わらない人は知ることがないノウハウが一冊に纏まっている。

また、著者の徳光建治氏はタグボードというアートの販売サイトを経営しているが、オンラインサロン『現代アート徹底研究講座』も開設しており、定期的に情報を出しているようだ1000円から入れるので興味がある人はチェックしてみよう。

さて、評者は趣味で株やウイスキーに投資しており、アートにも興味があり今回読むことになった。2020年3月開催の東京アートフェアが今から楽しみになってきた。

 

教養としてのアート 投資としてのアート

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