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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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【書評】1700年前のインドの性愛論『カーマ・スートラ ─まんがで読破─』

カーマ・スートラとは1700年前に書かれた愛の聖典であり、愛の大切さ、よい男女の関係について書き留められているものである。


カーマ・スートラによると少年時代に財産の獲得方法と拡大方法を学び、青年時代にはカーマ(愛)の快感について学び、老年には儀式などについて学ぶのが人生の目的だと記されている。


人間は動物と違い年中発情期なため性に対する知識が必要であり、聖典は作られた。


聖典の中では女性が身につけるべき美徳、品性、考え方、あるいは男が女を口説く時の作法、その時の口説かれ方。口説いて良い女、口説くべきでない女。


複数のキスの仕方、する場所、ハグの仕方、体の叩き方、引っ掻き方、つねり方。男女の快感の違い。男女の性器のサイズごとに場合分けされた快感の強い体位。


一夫多妻社会での関わり方、自分より前の妻はお母さんのように、後の妻は妹のように接せよ。


一気に羅列してみたが、以上のような現代でも通用するような男女のあり方がしるされている。反対に言えば1700年経っても愛の形は同じだ。


時間を超えても不変な愛について学ぶための入門としてこの漫画で学ぶのをオススメする。そして、ぜひ原書も読んで見てほしい。

カーマ・スートラ ─まんがで読破─

カーマ・スートラ ─まんがで読破─