HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

MENU

堀江貴文の人生に影響を与えた一冊『林檎の樹の下で』

本書は堀江貴文氏が復刊人となり、また『スティーブズ』のうめ先生が漫画を描き復刊させた、日本とAppleに関する唯一のノンフィクション本である。

本書は上下巻からなっており、上巻の副題がが「禁断の果実上陸編」、下巻が「日本への帰化編」である。

現在ではあたりまえに使っているAppleの製品。いかにしてAppleは日本へ進出して来たのか、否誰がどうやって、日本に持ってきたのか。そしてアメリカのベンチャー企業に振り回される日本の大企業を描いたのが本作品である。

とにかく今回の復刊版で最も良い点は漫画がある点だ。伝記などのストーリー性があるものは漫画の方がよく伝わる。特にスティーブ・ジョブズは活字映えしない、絶対に漫画が合っている。漫画になっているため、活字とストーリーは同じであるが、漫画部分だけであればものの10分もあれば読み通すことができるようになっている。

Appleの本、スティーブ・ジョブズの本はこれまでもたくさん出ているが、日本に焦点を当てた本はない。遠い遠い存在だと思っている人が多いだろうジョブズAppleが日本人と格闘する姿は非常に面白い。本当に事実は小説よりも奇なりである。

林檎の樹の下で(上)禁断の果実上陸編 アップルはいかにして日本に上陸したのか

林檎の樹の下で(上)禁断の果実上陸編 アップルはいかにして日本に上陸したのか

林檎の樹の下で(下)日本への帰化編 アップルはいかにして日本に上陸したのか

林檎の樹の下で(下)日本への帰化編 アップルはいかにして日本に上陸したのか