HIU公式書評Blog

HIU公式書評ブログ

堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

MENU

今、苦しみの真っ只中にいると感じる人への一冊『東大から刑務所へ』

普段「刑務所生活」を意識する人はほとんどいないだろう。自分には関係のない場所だと思う人にこそ読んで欲しい。塀の中での生活が赤裸々に語られている。この本の言葉の中で特に印象的だったのは「刑務所では前を向いてはいけない。後ろを数えろ。」という井川さんの言葉だ。刑期はまだあと2年もあるなと思うと気が遠くなるけど、「もう三ヶ月すぎた。もう半年も過ぎた。一年が過ぎたぞ。」と後ろを数えると精神的にグッと楽になるらしい。そんな刑務所での生活の過酷さは読んでいて苦しくなる。

そして、文中でホリエモンが「この国では一歩間違えれば、誰もが刑務所の中に行く」というような現実を突き付けられる。
そうやって過酷な荒波を乗り越えたお二人の言葉はとても重い。とくに、ホリエモンの「おわりに」は必読。
日常に苦しい事がある人や、自分の不幸を嘆く人はたくさんいるだろう。しかし、刑務所生活を考えれば、どんなに自由で恵まれているのかということに気付く。過酷な時を過ごしたホリエモンが言う「人間は必ず再び立ち上がれる。」と。この言葉をこの人ほど身をもって教えてくれる人はいないのではないか。
「ゼロ」を読み終わった時と同じように「よし、頑張ろう」という気持ちになった。

 

東大から刑務所へ (幻冬舎新書)

東大から刑務所へ (幻冬舎新書)