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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ドキドキ、ハラハラ、キュンキュン『ヒメゴト〜19歳の制服〜』(全8巻)著作 峰浪りょう(小学館、2011/4/28)

「"ヒメゴト"を持つ三人の十九歳が繰り広げる "ヨクボウ"と"セイフク"の物語」と言うキャッチコピーを持つ本作品。18歳未満でもなく成人でもない19歳の男女三人は制服に関する『ヒメゴト』を持つ。三人はいかにして制服を脱ぎ捨て大人になるのか。三人のぐちゃぐちゃな三角関係による感情の揺れ動きが最高!!。

さて、三人の主人公を紹介していきます。

●ヨシキ
本名はユキですが仕草、見た目、口調も男なので周りからもヨシキと呼ばれています。そんなヨシキの『ヒメゴト』は「自分の家で高校時代のスカートを隠れてはくこと」。本当は女の子に成りたくて、成りたくてしょうがない。

●ミカコ
学校では美少女なお嬢様、純潔少女。しかし、夜は街で自分を15歳と偽り制服を着て売春をしています。

●カイト
イケメンであり、年上の彼女からはお金を貰っています。そんなカイトの『ヒメゴト』はミカコが大好きで、ミカコと同じ服を着て(女装して)街を歩くこと。

以上の三人の三角関係がぐっちゃぐっちゃにもつれていきます。

ヨシキはカイトが気になり、カイトとヨシキは「女装仲間」として仲良くなり、でもカイトはミカコが好きで、ミカコはヨシキが好きになり、、、。と、とにかく説明できないほど関係がぐっちゃぐっちゃで、感情が揺れ動きまくります。

三人は如何にして制服を脱ぐのか、最後はめっちゃ感動です。傑作です。これだけぐっちゃぐっちゃな三人と三角関係が綺麗にまとまります。とにかく、間違いなく傑作、面白いので読んでください。