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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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幸せのコツを探しに『君の膵臓を食べたい』著者 佐野 よる(双葉社、2015/6/19)

あなたに大切な人はいますか?
もし生きてそばにいるなら大切にしてください。
あなたの目の前から、突然いなくなるかもしれません。

ドラマや映画のワンシーンで、
「失って初めて価値に気づく」と言う人がいます。
現実でもドヤ顔で言ってくる人いますよね。
しかし本当にそうでしょうか。
僕はこの言葉に疑問を感じます。

つまり失わなければ価値を実感できない、と言いたいわけです。
そんなハズありません。
これはただの言い訳です。

あなたはこの考え方に賛成?

ではここであなたに1つ質問です。
3ヶ月後に失うとわかっている大切な人がいても、
あなたは価値を見出せませんか?

そんなわけありませんよね。
いつも当たり前にしている会話を愛おしく感じ、その時間を大切にしようと誰だって思います。

というより、全ての物体が明日も存在している保証はどこにもありません。
地震津波、急な病気など何が起こるかわからない。
昨日と同じ日常が、明日もあるとは限らないのです。

僕がなぜこんな話をするのか、
それは本書を読んだからです。

ヒロインである女子が、あなたに「生きるとは何か」を問いかけてきます。

本書の内容は、主人公の冴えない男子学生があるきっかけを機に、同じクラスの女子と仲良くなるお話です。そこから2人は仲良くなり物語は進んでいきます。

「どうせ感動させて終わりのよくあるパターンだろ」と僕は読みながら感じていました。

しかしその予想は大外れ。
予想外のラスト。
これほど生きる意味を考えさせる作品は、他にないと思います。
それほど衝撃的でした。

本のキャッチコピーに、
「読後、きっとこのタイトルに涙する」
と書かれています。
最初は言ってる意味がわかりませんでしたが、
恥ずかしながら本当に涙しました。

読めばあなたも、意味がわかるでしょう。
ぜひ、読んでみてください。