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『装幀談義』著者:菊地信義(ちくま文庫、1990/4/24) 「装幀家」という職業をご存じだろうか。本のコンセプトに合わせて、カバーやオビのデザイン、紙の種類を考える、一言で言えば本の顔を作る職業のことだ。著者のように大きくカバーに名前が載ることは…
今の仕事を続けていて人生の最後に後悔しないだろうか。「絶対に後悔しない」と答えられる人はどれだけいるだろうか。著者は多くの日本人が4つの仕事観に縛られていることに対して問題提起をしている。 1.仕事とは、「生計を立てるための手段」である2.仕事…
「そこそこ」楽しけりゃ幸せだった。アホなことして。スポッチャ行って。カラオケ行って。凡下(ボケ)高校に通っている3人は「そこそこ」な生活を過ごしていた。しかし、ある日イタズラで仕掛けた爆弾がプロパンガスに引火、10人もの人を殺害してしまう。「…
『いつも「結果」を出す人のアウトプット習慣』 著者:藤由達藏(ハート出版 、2017/5/26) 巷ではたくさんの成功事例が多岐に渡って流れており、それを活用できる人とできない人の2通りのパターンがある。1つ目は「ビジネス・サーファー」自分のやりたい…
「かぐや姫のおじいさんは何歳か」。これは研究者の中でも半世紀以上に渡り、いまだ結論が出ていない問題である。『竹取物語』の物語序盤、翁は姫に自分は70歳だといい結婚を急かし、物語最後では実際50歳であるが老人のように見えたという記述がある。この…
日清食品を立ち上げた安藤百福を描いた本。彼は、インスタントラーメンとカップラーメンを開発したことで有名である。 実はインスタントラーメンを世に出した年齢は48歳、カップラーメンは61歳だったことはあまり知られていない。 インスタントラーメンに取…
* 文庫本を読め まず、1%になる人にオススメしたいのはこれだ。パチンコで、当たるか当たらないかを一喜一憂して時間を潰すのは非効率である。 そんなら、その時間を自分の時間に投資した方がよい。 なので、初めはパチンコをやめろ! そして、電車でのスマ…
何となく毎日がつまらない。私の人生このままでいいのか。本当に自分がしたい事は何なのか。 自分のしたいことを見つけるために、堀江貴文さん始め、色んな著者の本を読み漁ったけれど、「じゃあ具体的にどうしたら自分のやりたいことって見つかるんだよ!」…
今は、ブログやツイッターによって、本を出すことのハードルは昔よりも低い時代だ。書店には、玉石混交毎日200冊以上の新刊が届けられる。本書は、フォロワー数が15万人以上のツイッターアカウントから始まった本である。著者は平成生まれ(本文に書いて…
皆さんは毎日同じ生活、風景に飽きていないだろうか?そんな退屈な日常を手っ取り早く変えてくれるのが旅だと、私は思う。そして旅に行った気にさせてくれるのがこの1冊である。この本は世界を旅した大学生100人が作った本である。大学生なら誰もが経験した…
本書はTBSにて放送されている番組、「がっちりマンデー!!」の採録本だ。2004年から続いているこの番組では取材を通し、毎週 様々なビジネスモデルを紹介している。1社の事例を4ページほどでわかりやすく解説しており、気になったビジネス事例からつまみ…
発売から1年と少し過ぎた2017/6/17の『第9回AKB選抜総選挙』。そこでまさかの結婚発表をした須藤凛々花ことりりぽん。発売から1年経ち本書のタイトルの意味合いは大きく変わった。この日、自らを持って『人生を危険にさらせ!』をやってのけたのである。 本…
この本はマイクロソフトでビル・ゲイツの薫陶を受け、誰もが知るWindows95、Internet Explorer3.0/4.0、Windows98のソフトウェア・アーキテクトまで務めた中島聡さんの時間術をまとめた本である。Windowsユーザーが当たり前に使う「右クリック」や「ダブルク…
本書は、「人を動かす力を持つ文章を書く」 ことを目的とした本であり、文章を読んだ者が物の見方を変えたり、インスパイアされるような文章を最終目標としている。また、本書では、文章が上手いか下手かは関係なく、人を動かすことができる文章か否かが重要…
親の死に目以外なら、どんな悲劇からでも5日で立ち直る自信がある。そう豪語するのが、本作の主人公、鼓田ミナレだ。ミナレは、カレー屋で働いている、相当なスットコドッコイだ。なかなかこの言葉を使う機会はないのだが、これ以上にミナレをよく言い表し…
パニック状態に陥った人なら、体験したことがあるだろう。自分の頭がやけに速く動いているような感覚があるのに、同じ思考がループして、考えが進まないということを。恐怖からくる焦燥、その表現の仕方があまりにも忠実であるため、本書を読んだとき、私は…
私は絵を描いてお金をもらう。その最低限のレベルへ到達するまでにかかった時間は、ざっと1万時間。 けれど、これは絵のいちジャンルの技術にしか特化していない。私は「漫画」という目的で絵を学んだからだ。絵は目指すべき場所を決めて走ったとしても、膨…
舞台は古代ギリシア、マケドニアが台頭し始めた時代。マケドニアといえば、誰もが知るアレクサンドロス大王がいるが、本書の舞台は彼の台頭の少し前、フィリッポス王の時代から始まる。主人公は、スキタイ(軍事力の非常に高い騎馬民族)の青年、エウメネスで…
全体的な読みやすさではホリエモン著書の中でもトップクラスに構成されています。難しい言葉も少なく大衆向けです(たくさん読んでいるので慣れてきただけかも)。 一つ一つのトピックスが短編的で展開が急激に変化したりするので、『多動力』の中でも取り上…
堀江貴文氏の多動力の反響がすごい。 発売してすぐAmazon総合ランキング、kindleともに1位。多くの人が心待ちにしていたのがよくわかる。しかし、何故これほどまでに反響がすごいのだろうか? 私が思うに、昨今、人工知能により人間の仕事がなくなると言われ…
今、必要な力は『多動力』だ。 なぜ多動力なのだろう。その理由も著書でわかりやすく書かれている。 多動力の大切さは理解できても、時間がないと思うかもしれない。その手助けもこの本は担っている。 言われてみれば納得の話が盛りだくさん。なんで今まで考…
普段本を読まない私は、実はHIUにいながらも堀江さんの本を初めて読んだ。不思議とすらすら読めた。 まず、『多動力』を読みながらフルマラソンにエントリー!。迷っていたところだったので丁度良かった!。 そして、「苦手なことは他の人に依頼する」と言う…
「再チャレンジ可能な社会を創る」は、安倍総理の言葉だが、「1つのことに集中して最後までやり抜く」という従来のルールに囚われたままでは、何度チャレンジしても報われない。 堀江さんはそうしたルール・価値観に囚われず、「自分の人生を生きる」ことは…
こんなのと付き合うのは良くない分かってはいる。だけど、別れられない奴がいる。その名は「完璧主義者」と「クソ真面目」、この二人だ。生まれてから昨日までお前らは確かに友人だった。だが、今日から敵だぜこのやろう。 タイトルは『多動力』とあるが、こ…
堀江さんってすごい!私が心底思ったのは,堀江貴文イノベーション大学校(HIU)での冲方丁さんとの対談で刑事訴訟法、刑事収容施設および被収容者等の処遇に関する法律や検察組織に関する正確な知識を彼が披露したときだ。 刑事事件の当事者となってしまう…
本日は『多動力』書評リレー7走目だ。 本書は8章31の項目で構成されており、そのトップバッターに飲食人大学が運営する「鮨 千陽」の例が取り上げられている。 ミシュランガイドのビブグルマン部門に選ばれた名店だが、職人達はたった3ヶ月の研修で店に…
フラットに開かれた時代には業界の枠を飛び越えられる「越境者」にチャンスが来る。 多動力 (NewsPicks Book) 作者: 堀江貴文 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/05/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (4件) を見る マンガで身につく 多動力 (…
あなたは、東アジアに国がいくつあるか知ってますか?4?5?なんと、この国の数さえ、国によって違うのです! つまり、どこの国がどこの国を承認しているか、によって世界に存在する国の数は違ってくるのです。もうこれだけでも僕は驚きました。 「日本の…
恋愛は、自分だけの問題じゃない。相手がいて、相手の気持ちがあって初めて成立するのだ。こんな当たり前のことを、本書は痛みを伴って伝えてくれる。この漫画の登場人物の恋愛は、成就しないことの方が多い。 中でも、私が特にそれを実感したのは、山田のエ…
最近、「マインドフルネス」という言葉をよく耳にする。マインドフルネスとは一言でいえば、「今、この瞬間」に意識を集中させること。日本語では、「瞑想」と呼ばれたりもする。 「瞑想」と聞くと、どうも怪しい、宗教っぽい、なんて思う方もいるかもしれな…