HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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理工

笑えて、ためになる『おもしろい!進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』

~ この本の出版社は手帳で有名な高橋書店。見たところ、漢字にふりがなが振ってあるので、小学校低学年向けの本だが、大人でも笑える、ざんねんな体や生き方、能力を持った生き物たちが登場する。それが1生き物につき1ページでまとまっている(見開き1ペ…

計算され尽くした心理描写に泣かずにはいられない『四月は君の嘘』

実写映画化でも話題になりました「四月は君の嘘」は月刊少年マガジンで連載されていた少年漫画です。 しかし、その繊細な心理描写と中学生の純粋な初恋を描いてることから「マガジンの少女漫画」とも呼ばれていました。母の死をきっかけに自分の音だけ聴き取…

女の方が柔らかい!?、男の方が味が良い!?『図説食人全書』

『約600万人』。これは、現在の食人人口。つまり現在、この地球上で「習慣的に人を食している人間」の人口である。しかも、その食人人口は現在、増加傾向にある。慣習、狂気、犯罪、食料、儀式。様々な観点から、食人すなわちカニバリズムについて、まとめた…

これを読むだけで化学産業まるわかり『「ケミカルビジネスエキスパート』養成講座』

『「ケミカルビジネスエキスパート』養成講座』 田島慶三 http://amzn.to/2i9dXxE これまでの日本および世界での化学産業の歴史、業界別の産業についての動向、またその情報の入手法、関連法律などについてまとめた本であり、すべての化学産業に関わる人間、…

世界一醜く、歌も歌えるヘンテコな生き物『ハダカデバネズミ』

『ハダカデバネズミ』、漢字で書くと『裸出歯鼠』、名前の通り毛がなく出っ歯な鼠について、理化学研究所の生物言語研究チームが書いた本だ。 『ハダカデバネズミ』のヘンテコな特徴ついていくつか述べると、まず鼠のくせに40年も生きる。全長3キロもの巣を…