HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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小説

嫉妬と優しさ『劇場』 著者 又吉 直樹 (新潮社、2017/5/15)

僕は普段全く小説は読まない。何を目的に読んでいいかわからないからだ。 だけれども、又吉直樹の『火花』は流行っているからと理由でざっと読んで、これが純文学なのだと感銘を受けた。本書も、冒頭の書き出し、「まぶたは薄い皮膚でしかないはずなのに、風…

片思いは諦めても終わらない『ナラタージュ』著者 島本理生(角川書店、2005/2/28)

求められたい。壊れるくらいに。こんなにも誰かに対して恋をしたことがある人はいるのだろうか。 高校生の時、部活の顧問に憧れた人は、多くはないかもしれないが、珍しくもないだろう。主人公の泉もそんな一人だった。しかし、泉のその想いは、あまりに大き…

誰かに特別な感情を抱くことの意味を知る 『蹴りたい背中』 著者 綿矢りさ

史上最年少19歳で芥川賞を受賞した綿矢りさの代表作「蹴りたい背中」。 教科書や国語便覧とかにも載ってたりします。そこには大抵「思春期の不安定な心情を描く云々」や「高校生の切ない心理描写が云々」等やわらかい表現で紹介されていますが、この作品はそ…

直木賞受賞作『蜜蜂と遠雷』著者 恩田陸

著者が、三年に一度開かれるピアノコンクールに4度も取材をし、12年もの歳月を掛け書き上げたとされるこの作品。 ピアノを愛する人、いえ音楽を愛する全ての人の心を打つ物語だ。 書店でこの本を手に取るとその分厚さに躊躇するが、一旦読み出すと、頭の中に…

ハルキアレルギー持ちの人にもおススメ! 村上春樹『女のいない男たち』

こんにちは! n式です。 自分、長野県在住なんですが、最近本当に寒いです。車とか普通に凍ってます。部屋の暖房もひとつじゃ足りないっす。冬は続くよ、どこまでも~。皆さま、どうぞお身体には十分気をつけてお過ごしくださいね! さて、今回ご紹介する本…