HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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小説

【書評】人間の思想は簡単にコントロールされる『23分間の奇跡』

本書はある学校の23分間の朝のホームルームのお話である。実際に23分間くらいで読め、23分で人間の思考はここまでコントロールできるのかという衝撃の一冊だ。 本書の日本語はほとんどひらがなで小学生でも読めるほど簡単だ。しかし、そのストーリーは衝撃。…

【書評】整理・整頓・清掃・清潔・躾『トヨタ流「5S」最強のルール』

本書はドSのエリカ様に5Sを竹刀を振り回しながら教えていただけるなんともステキな物語である。 舞台はとある本屋さん。片付いておらず、どこに本があるかも分かりにくい、挨拶もあまりしてくれないし、電話対応も良くない。そんな本屋に現れたエリカ様がに…

【書評】スーパースターMによる平和への導き『ブラッドライン』

長年、紛争が続くラザン独立国とアラルスタン共和国の国境、ブラッドライン。「世界的なスーパースター、歌手のM がこのブラッドラインで、射殺された」という報道が一瞬にして世界中へ駆け巡り、ストーリーが展開されていく。 なぜ、スーパースターMが殺さ…

【書評】読書が人生そして世界を変えた物語『旅のラゴス』

ストーリーは一人の男の25から70歳あたりまでの人生を書いた小説である。舞台は高度な文明を失った未来、人々にはその代わりに超能力が宿り始めた世界。 動物の考えが分かったり、空を飛べたり、壁をすり抜けることができる人間が現れ始めた世界。 そんな世…

【書評】血塗られた国境線で平和を願う 『ブラッドライン』

本書は章ごとに舞台となる国が異なります。登場人物も移り変わるのですが、彼らを繋ぐのは、一人の“M”という男の死についてです。 また、“M”の死をきっかけに、押さえつけられていた日常を過ごすことに、登場人物らは、疑問を抱き始めます。彼の死が、登場人…

ロボットと人間の違いとは『イブの時間』

舞台はアンドロイドロボットが家庭で使われるようになった時代。ロボット達は人間に内緒でこそっと仕事を抜け出してあるカフェに通っているそれが『イヴの時間』。 ロボットと人間の区別が付かないこの世界では頭の上にロボットである目印を表示することが法…

夢の終わり方『上京物語』

上京する18歳の息子に父親が自作の本を贈ります。その本の主人公は息子と名前が一文字違うのみで上京するシチュエーションは一緒です。 その本の主人公は上京し大学を卒業後、東京で就職しますが、同期の実家に住んでいる人よりも生活は厳しく、「いつか成功…

「怖いもの見たさ」の心をくすぐる未知の世界『パラレルワールドお売りします』

現実にも起こりうる奇妙な短編10作品からなる物語である。VRやAIなどは、すでに世の中に広まりつつあるものだが、近い将来にはさらなる活躍が期待されるている反面、また新たな未知の世界が始まる恐怖感もある。 何らかの理由で自分自身が、記録されているデ…

現代の百物語。『パラレルワールド お売りします』

近年ではVRやAR、生体認証やAIなど目新しい技術が数多く生み出されている。本作品は技術が行き着く可能性の延長線上の一つに位置する、そのような座標の物語で構成された短編小説集だ。 包丁は使う人によって調理器具にも凶器にもなりうるが、本作品はそのよ…

ダーク・エンドの無限コンボで脳をジャミング!『パラレルワールド お売りします』

人工知能や生命工学、認知科学、VRといった分野のテクノロジーが高度に進歩した世界を前提とした、(近)未来SF短編集である。 人工知能やパラレルワールドといった用語自体は、特にSF小説の分野では既に古典的なものだといえる。人工知能に関しては、過去(…

真のリーダーシップとは『小説 上杉鷹山』

1961年、第35代米国大統領に就任したジョン・F・ケネディは、日本人記者団からこんな質問を受けた。「あなたが、日本で最も尊敬する政治家はだれですか」ケネディはこう答えた。「上杉鷹山(ようざん)です」この上杉鷹山という人物、聞き覚えがない方も多い…