HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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人文・評論

差し入れ必須の刑務所生活『東大から刑務所へ』

大多数の人は入ったことのない刑務所。刑務所での生活を体験した二人の対談形式で語られている。 拘置所に入ることになった経緯から刑務所での生活まで、ざっくばらんに語られているが、その中で出てくる頻度が大きかったのが差し入れの話題だ。 拘置所では…

刑務所あるある満載『東大から刑務所へ』

本書は『東大から刑務所へ』という似た?経歴を持った実業家の堀江貴文氏および大王製紙前会長の井川意高氏の対談を書籍化したものである。 東大出身も刑務所経験者も珍しいと思うかもしれない。しかし、センター試験受験者が40万人に対して東大の枠は4000人…

遼寧省は美人が多い?『中国各省気質』

関西人はせっかち、関東人はプライドが高いなどなど日本においても地域ごとの性格についてはよく話される。正しいかどうかは置いておき盛り上がる話題だ。本書は中国の各省の性格をまとめた本である。 本書の構成は各省ごとに暮らし、性格、いわゆる“あるあ…

僕はダメ男だが...『その恋はビジネス的にアウト』

本書は60の恋愛質問に、35歳独身、イケメン、東大院卒、しかも億万長者の著者が答えていく。 どうだっていい質問にはどうだっていい回答をしていく点が面白い。まず、一例を挙げてみよう。Q:「彼氏の性癖が変なのです」A:「知らねー!マジ知らねー!!」けど…

リアクション芸が当たり前かと思っていた『グルメ漫画50年史』

グルメ漫画といえば何を思い浮かべるだろう、今では週刊少年ジャンプに連載している『食戟のソーマ』や、少し前に遡れば『中華一番!』などが挙がるだろうか。特にこれらの作品では、実食時のリアクションが目を引く。紙に書かれた料理の美味しさを伝えるべ…

ずっと心に引っかかっている。『人生で大切なたったひとつのこと』

“80年後のある日、あなたが100歳、私が134歳になり、私たちがみなうんざりするほどやさしく、愛情たっぷりになったら、私に短い手紙を書いて、あなたの人生がどうだったかを教えてください。とてもすばらしかったよ。とあなたが書いてくることを願っています…

理路整然と経営を行い、理路整然と間違い、理路整然と潰れていく。 『安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生』

ドンドンドンドーンキー ドンキホーテー♪ 読者の皆さんは「驚安の殿堂 ドン・キホーテ」に行ったことはあるだろうか。私は高校1年生の時、部活用具の入った大きい荷物を持って店内に入り、積み上げられた洗剤のタワーを豪快に倒した記憶がある。そして店側…

何を読もうか迷っている人に絶対におすすめしたい本『緊張をとる』

本書は演技トレーナーの著者によって書かれた、緊張をとるための方法論について書かれた異色の自己啓発本だ。元浪速の天才美人女優で今はスナックを経営している「ママ」と、広告代理店でのプレゼン大会に臨む会社員との全編対話形式であるため、ストーリー…

イノベーションが生まれる「たまり場」とは?『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』

ルネサンスにしても、幕末にしても時代が大きく動くときは、その背景に、いつも「たまり場」があって、その時代の芸人や画家、金持ちなどなど、いろんな職種の連中が一つの場所に集まって夜な夜な情報交換していたという。近年でいうとタモリさんや所ジョー…

中島太一とは何者か?『VALU生存教本 〜無名の個人が生き残るために〜』

個人の価値が顕在化しやすくなってきている。お金は価値の一つに違いないが、近年相対的にその価値が下がってきているように感じる。時間や能力を始め、お金以外の価値が市民権を獲得し始めているのだ。本書は個人の持つ価値について、またその価値の創り方…

あなたが人生で最も後悔したことは何ですか?『人生で大切なたったひとつのこと』

スティーブ・ジョブズ、堀江貴文。大学の卒業式での伝説のスピーチと言えばこの2人が日本では最も有名だろう。他にもtwitter CEOディック・コストロ、ハリーポッター著者のJ・K・ローリング、そして今回紹介するジョージ・ソーンダーズのスピーチが有名であ…

言葉が思考を柔らかくする『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』

具体的に誰が泣いたのかわからない映画の宣伝文句、「全米が泣いた」。年寄りがよく言う「若い人は、本当の貧しさを知らない」(「若い人は、苦労を知らない」も然り)。結婚式での定番、「育ててくれてありがとう」。そんな今まで何度も聞いたことのあるよ…

子どもがいても、いなくても。『私、子ども欲しいかもしれない。』

この本は、エッセイスト・犬山紙子さんの「子どもを産んで、仕事と子育ての両立、本当にできるの?」「自分の時間がなくなってやりたいことができなくなって息苦しいんじゃないの?」「自分のことばっかりかわいいダメ人間にはやっぱり無理なんじゃないか?…

ダイヤもお寿司も自分で買おう『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』

親が女の子にかける言葉の定番、「優しくていい子になってね」。この本の著者、西原さんはそれを否定する。「いい子にならなくていい」「まずは自分がちゃんと幸せになる」「自分の幸せを人任せにしない」、そう強く伝える。西原さんがこう言うのには理由が…

引き出しの数を増やす『死ぬほど読書』

読書というのは本を読んだからといって、すぐに知識となり、頭がよくなるというものではない。即効性を求めても意味がなく、自分なりの答えを考えて探すというところに、読書本来の醍醐味がある。 読書によって知識の引き出しの数を増やして、いざ知識が必要…

あたし、コーちゃんとアベックしたいな『俗語発掘記 消えた言葉辞典』

アベック、メッチェン、おかちめんこ、スットコドッコイ、アミ、話がピーマン、人三化七。これらの俗語は過去に日常的に使われていたが消えて行った言葉である。本書はこれまでに失われて来た俗語をまとめた辞典である。 なう、おこ、それな、ワンチャン、す…

コンプレックスを克服するための本ではありません『コンプレックス文化論』

「コンプレックス」と聞いて、何が思い浮かぶだろうか。この本は、天然パーマ、下戸、解雇、一重、親が金持ち、セーラー服、遅刻、実家暮らし、背が低い、ハゲというコンプレックスになりがちな代表的な特徴を1章ごとに取り上げ、深い考察をまとめた1冊だ…

15分で読めるけれど一生心に残る本『人生で大切なたったひとつのこと』

『人生で大切なたったひとつのこと』著 ジョージ・ソーンダース 訳 外山滋比古、佐藤由紀(2016/1/25、海竜社) あなたが生きている中で大切にしていることはなんだろうか。家族?仕事?なにか達成したい目標や、成功するための夢?人によって、それぞれ大切に…

色彩とは?『北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方』

『北欧スウェーデン式自分を大切にする生き方』著者:マッツ・ビルマーク スーサン・ビルマーク(文響社、2017/8/16) タイトルの通りスウェーデン語を和訳した書籍だが、和訳本特有の難しい言いまわしがなく、読みやい編集になっている。 1章ごとの最後に参考…

なぜ人間の選択は間違うのか『かくて行動経済学は生まれり』

『かくて行動経済学は生まれり』著者マイケル・ルイス訳渡会圭子(文藝春秋、2017/7/15) 生きるということは、小さなことから大きなことまで、選択の繰り返しだ。朝何時何分の電車に乗るか(それによって人身事故に巻き込まれ遅刻するかしないかが決まる)…

旅から学ぶ、"ググれカス"から"ググってもカス"時代の検索術『弱いつながり 検索ワードを探す旅』

『弱いつながり 検索ワードを探す旅』著者:東 浩紀(幻冬舎文庫、2014/7/24) "ググれカス"というネット語があるが、知りたいけれど適切な検索語が見つからなかったり、いくらググっても本質にたどり着けない経験はないだろうか。 ネットは階級を固定する道…

とりあえず文書はシンプルに!『朝5分!読むだけで文書力がグッと上がる本』

『朝5分!読むだけで文書力がグッと上がる本』監修者:校條剛(永岡書店、2012/7/20) この本はたくさんの文書の書き方を記した書籍を1冊の文庫本に要約している。 自分自身、学生時代から文書書くのが苦手であり、こうやって書評書くようになったのも驚きで…

今なお使われ続ける象形文字『トンパ文字』

『トンパ文字』著者 王 超鷹(マール社、1996/4/20) 昨今、若者を中心にコミュニケーションの大きな変化が起こっている。現代の若者は電話でもなく、テキストでもなく、スタンプ(絵)でコミュニケーションを取っている。一方で1000年に渡り、絵でのコミュ…

グライダー人間?飛行機人間? 『思考の整理学』

『思考の整理学』著者:外山 滋比古(ちくま文庫、1986/4/24) 今の教育システムはグライダー人間を育てる教育である。全てにおいて平均点が取れ、目上の人の言うことをよく聞く良い子ちゃんを育てる教育である。これらはイギリスの産業革命以降にできた工事…

フリじゃないです!『傷はぜったい消毒するな』

『傷はぜったい消毒するな』著者 夏井睦 (光文社、2011/8/5) 転んで足を擦りむいたら、消毒して絆創膏を貼りますよね。 そんなあなたにお知らせです。「傷は消毒してガーゼを当てる」この行為に科学的根拠はありません。つまり意味がないのです。 本書は医療…

ウケる会話の本質は、「聞く」『「おもしろい人」の会話の公式 気のきいた一言がパッと出てくる!』 著者 吉田照幸(SBクリエイティブ、2015/2/15)

どうせ話をするからには、ウケたい。そう思って、面白いこと言おうとしてませんか?実は、ウケるためには、面白い話なんて必要ない。面白いことを言って、相手が笑ってくれたと思っていても、実は無理して笑ってることだってある。ウケるために必要なのは、…

ぶぶづけ(お茶漬け)でも、あがっておいきやす。『イケズの構造』著者 入江敦彦(新潮社、2009/3/1)

Q クイズです。京都人に以下の言葉をかけられた時コーヒーが飲めるのはどれでしょうか。A 「コーヒーのまはりますか」B「そない急かんでもコーヒーなと一杯あがっておいきやす」C「喉乾きましたなぁ、コーヒーでもどないどす」D「コーヒーでよろしか」 A A…

今までの常識をくつがえす 『子育て支援と経済成長』 著者 柴田 悠 (朝日新書、2017/2/13)

社会保障は国の財政にとってはお荷物であり、経済成長にとっては足かせになる。これが今まで、暗黙の前提であり、常識とされたものだった。しかし、本書によって、その常識もくつがえされるのかもしれない、特に子育て支援においては。 本書は、2016年に勁草…

政治にITを!『情報参謀』

本書は自民党大敗後の2009年夏から政権奪還する2013年までの4年間の戦いの記録である。著者はテレビの報道を中心に報道状況と合わせて、twitterやfacebookの書き込み、そしてネット検索ワードやウェブサイトのアクセス量から人々の発想や行動を分析し、自民…

集中力は最短・最速で身につくスキル?『自分を操る超集中力』著者 メンタリスト DAIGO(かんき出版)

集中力は持って生まれた才能ではなく、トレーニングによってさらに強化できる。一日24時間という全ての人に平等な時間の中、集中力を自在に操ることによって、短時間で質の高い成果を出せるようになる。 本書は疲れたままでも集中できる仕組みや、集中力の…