HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ライター:金澤秀明

https://note.mu/akitif

【書評】おかんにはいつまでも生きていて見守って欲しい。そんな気持ちになりました 『やっぱし板谷バカ三代 』

ゲッツ板谷さんの『板谷バカ三代』から数年後に書かれた続編です。相変わらずぶっ飛んだ家族が信じられないようなバカな事件を起こし続けてくれていて、やっぱり抱腹絶倒で一気に読み進めてしまえる一冊です。 しかし、登場人物であるところのゲッツ板谷さん…

【書評】全ての悩める者方たちにおススメ。全ての悩みがぶっ飛びます。どうあろうが生きて行けるさ! 『板谷バカ三代』

ちょっと古い本ですが紹介させて下さい。と言うか多分100年先でも抱腹絶倒で読めるんじゃ無いかなぁ。 このエッセイ?はゲッツ板谷さんの家族の実話が詰まってるんですが、とにかくぶっ飛びまくってます。恐ろしくまずいコロッケを作り続け、頭にはダメ…

【書評】失敗したって倒産したって人間が終わった訳ではない! 『30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由』

不動産業のエースとして若くして起業し上場まで行き、その後、攻めすぎた経営とリーマンショックから多額の負債を抱えて倒産。家族も失いどん底の中から、再起し、再び不動産業のエースとして輝いている杉本宏之社長の早すぎた栄光、挫折、どん底、復活の物…

【書評】近い将来に起こる?この漫画は予言の書となるのか 『空母いぶき』

F35の垂直離着陸機来年度予算で採用され、海上自衛隊の護衛艦いずもに搭載されるというニュースが流れたのはつい最近の事。 その時思ったこと。『漫画、空母いぶきが現実になるかも?』 この漫画は、度重なる中国の挑発に対して、日本政府が予算をつけて、空…

【書評】結局、必要なのは続ける努力と情熱だ! 『動画2.0 VISUAL STORYTELLING 』

この本の紹介をする前に僕の事を書くことをお許し下さい。 長年、古武術を稽古し、また教えて来た身として、感じているのは「古武術ってマネタイズ出来ないなぁ」でした。 それは、世間にこの技術の面白さを伝える手段をぼくが持ってなかったからに他なりま…

【書評】こんなに苦しくも美しい文塊があっただろうか 『ディアスポラ』

この小説の題名となっているディアスポラとは、離散という意味です。旧約聖書に出ている話で、古代のユダヤ人達が強制的に異邦人の土地へと離散したということを意味しています。 この小説が書かれたのは2001年。その舞台は原発事故後の日本人。福島の…

【書評】自分の中のバカから逃れて自由になろう『バカとつき合うな』

この本、まずは目次だけでも手に取って眺めてみて欲しい。『このバカ、もしかして自分かも?』とか『あの人、こんな種類のバカだな。わかるわかる。』なんて例が盛り沢山です。 例えば「人と同じことをやりたがるバカ」はっきり言って、自分も含めてこんな人…

【書評】生活や仕事に疲れた人にこそ読んで欲しいファッション指南書『幸服論』

幸服論――人生は服で簡単に変えられる作者: MB出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2018/04/04メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る この本を読んで思い出した事。僕は10代の頃、根暗なオタク少年で、ゲームやアニメが大好きでした。自分…

【書評】 K-1の石井館長が女子高生に転生?『どるから』

格闘技が好きで、リングスと言うプロレスラー前田日明兄貴が率いる団体にハマってしまったのが、今を遡ること20年前くらいの私が高校生だった頃。 リングスのリングの上では空手家VSプロレスラーなんて言う、今では当たり前、でも当時はそんな事やってると…

【書評】こんなに働いてる首相は史上初めて? 『安倍晋三の真実』

著者、谷口智彦さんは内閣官房参与という何だかとっても難しい肩書きの方。メインのお仕事は、安倍晋三内閣総理大臣の英語スピーチの原稿を書いているいわゆる「スピーチライター」さんです。 安倍総理大臣の英語スピーチで忘れられないのが、2015年の…

【書評】昔は大変お世話になりました!  『全裸監督 村西とおる伝』

異形の男が好きだ。昭和のヤクザや愚連隊の実録本は僕の大好物だが、この男はそんなアウトロー達とは一味違う。かつて、そして今もAV監督として名を馳せている 「村西とおる」 彼の枕詞は「前科7犯、借金50億円」 ハワイでは撮影中にFBIに捕まり、懲役37…

【書評】「あとどのくらい子宮を堀り続ければいいんですか」という産婦人科医の悲鳴を全ての女の子の親は深く受け止め考えて欲しい 『10万個の子宮』

日本人の2人に1人が癌になり、3人に1人は癌で亡くなっている。 そんな中、医療がどんどんと進み、癌は早期発見の場合、ほぼ治せるようになっただけでは無く、予防できるようになってきている。しかし、日本では癌が予防が出来る様になって来たにも関わらず…

【書評】吉原の花魁は性奴隷なんかではなかった!『吉原の真実』

1〜2時間で読める位の薄さながら、目から鱗の話ばかり。江戸時代の風俗事情の勉強になるだけでは無く、一般庶民がどういったお給料をもらって生活していたのかとか、江戸の庶民の暮らしが良くわかる一冊となってます。全ての項目で、一般庶民と遊女の対比…

【書評】古代、文字の無かった時代を想像するには視て貰うのが良いよねー『スピ☆散歩 ぶらりパワスポ霊感旅 3』

小学校時代、私はいわゆるムー少年でした。ムーというオカルト雑誌をこよなく愛読していました。そして大人になり、バイオテクノロジーに深く関わる理系の道を歩んでいる今も、オカルト好きはやめられない、止まらない。そして出会ってしまったこの本。漫画…

【書評】奈良の飛鳥にさくらももこ先生の足跡があったなんて!『さくらえび』

この本はさくらももこ先生が編集していた「富士山」という雑誌の記事を再編集して作られているエッセイ集です。ちびまる子ちゃんででてくるトボけた父、ひろしさんは実物もとってもとぼけてて、そんな父ひろしに、ももこ先生がインタビューする回は抱腹絶倒…

【書評】山本KIDさん、胃がんで亡くなるなんて悲しすぎます『ピロリ菌やばい』

山本KID徳郁さんが胃がんで亡くなられた。41歳の若さだった。小さな二人の娘さんをこの世に残して旅立たれた。本当に無念だったと思う。いつかまた格闘技の舞台に上がってくれると思っていたのに本当に残念だ。彼の闘いぶりは目に焼き付いて離れない。自らを…

【書評】PSさくらももこ先生、この本ブラックジョークが過ぎますよ 『さくら日和』

1999年、この本の第一版の年。裏表紙を開いて確認するとそんな年に出版された本だったらしい。それより以前、さくらももこ先生のエッセイは欠かさず読んでいた。しかし、その年、僕はチャリンコで世界一周するんだ!という野望を抱いてカナダに飛び、ガチャ…

【書評】上白石萌歌さんが尊敬する歴史上の人物、高橋是清って誰やねん? 『天佑なり 上下巻』

劇場版アニメ「未来のミライ」(細田守監督)の初日舞台あいさつに登場した今をときめく女優の上白石萌歌さんが「時を超えて、過去や未来で会ってみたい人は誰ですか?」と聞かれ「私は歴史上の人物に会ってみたいですね。ご存じか分からないですけど、高橋…

【書評】英語だけに限らない、この本は自分の目線を上げる方法に溢れている!  『英語の多動力』

書評というより、僕の経験談。おっさんの経験談なんて興味なしと切って捨てずにちょっと読んでくれー!この本を読んで若かりし日々を思い出しちゃったのよ。堀江貴文さんが華々しく近鉄買収で世に出てきたとき、僕は純日本企業の会社員として鬱々としていた…

【書評】 健康に生きる為にはどうあるべきか。ホリエモンからの提言は目から鱗の数々。『健康の結論』

1章 働き方アップデート働く人を密かに悩ます「嫁ブロック」こんな言葉あったんだとまさに目から鱗。どうせ反対されるだろうからと家族を持っている男は転職したり起業したりがなかなかできない。僕が趣味でたしなんでいるブラジリアン柔術でも「家庭内予選…

【書評】文系の人にこそお勧めしたい理系入門書『儲けたいなら科学なんじゃないの?』

ホリエモンこと堀江貴文さんと元日本マイクロソフトCEOの成毛眞さんの対談形式のこの本では、まず前書きとして堀江さん成毛さんそれぞれの科学を知る事についてのメリットを語ってくれている。堀江さんは、商売においては少ないパイの奪い合いをするより、科…

【書評】ちょっと昔の本当の話夜這いで始まる恋がある『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』

民俗学の父といえば、柳田國男ですが、性とやくざと天皇は扱いませんでした。この本ではその穴の一つ、既に滅んでしまった日本の性、夜這いを著者赤松啓介が行商を通して日本各地を歩き、それぞれの村で夜這い仲間として迎え入れられた自らの体験を通して語…

【書評】著者の自伝的青春小説。『七帝柔道記』

戦前、柔道のルールは今のオリンピックゲームで行われているJUDOとは全く異質のものだった。今の国際JUDOは立って投げ技を競い合い、相手を綺麗に投げ一本を取る事に重きを置いたルールになっているが、そうではない。引き込みという今の柔道では禁止されて…