HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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野村公太

『「知的野蛮人」になるための本棚』

人間一人での能力、経験には限界がある。読書はその限界を突破する唯一の手法である。本書は読書家の著者が教養をつけるための下地として真っ先に読むべき104冊を紹介したブックガイドである。 人類はこれまでに蓄積した経験や知識を文字とし、効率よく次世…

『今すぐ中国人と友達になり、恋人になり、中国で人生を変える本』

本書は『中国嫁日記』の著者が書いた中国人とうまく付き合うための本である。と、同時に中国では昔から存在していた信用経済について学ぶことができる本である。 本書によると中国では友達という言葉には三種類あるのだという。①友少:幼なじみ②同学:クラスメ…

芸人ってエエなぁ。『革命のファンファーレ現代のお金と広告』

「大丈夫!いけるから!」。この一言で吉本興業の社長も幻冬舎の社長も知らないところで『えんとつ町のプペル』は無料公開された。担当編集者、担当マネージャーがこの話に乗ってくれたは「信頼関係」があったからだった。 本書は『えんとつ町のプペル』、『…

刑務所あるある満載『東大から刑務所へ』

本書は『東大から刑務所へ』という似た?経歴を持った実業家の堀江貴文氏および大王製紙前会長の井川意高氏の対談を書籍化したものである。 東大出身も刑務所経験者も珍しいと思うかもしれない。しかし、センター試験受験者が40万人に対して東大の枠は4000人…

遼寧省は美人が多い?『中国各省気質』

関西人はせっかち、関東人はプライドが高いなどなど日本においても地域ごとの性格についてはよく話される。正しいかどうかは置いておき盛り上がる話題だ。本書は中国の各省の性格をまとめた本である。 本書の構成は各省ごとに暮らし、性格、いわゆる“あるあ…

人生はいつもベターの選択。三十路女の生々しい浮気模様『恋のツキ』

主人公の平ワコは彼氏のふうくんと4年付き合い3年同棲中。もうお互いに何も期待はしていないが、一緒にいるのは楽だし、なんとなくそろそろ結婚かなと思っていた。そんな時に出会ったのが趣味があうし、一緒にいて楽しい超タイプの高校1年生のイコくんだった…

脳汁出まくる超名作SFファンタジー『イムリ』

内容がめちゃくちゃ練りこまれていて、めちゃくちゃ面白い超名作SFファンタジー漫画。それが本作品『イムリ』である。「イムリ」「カーマ」「イコル」という3つの民族と「マージ」「ルーン」という2つの惑星での争いを描いたお話だ。 とにかく設定が複雑す…

バーテン≠『バーテンダー』

世の中には絶対にお客様を裏切ってはいけない職業が2つある。1つは医師・薬剤師。もう1つが『バーテンダー』である。今回紹介するマンガは神のグラスと呼ばれる主人公とお酒とそれに関わる人々の暖かいお話である。 『バーテンダー』とはどう意味か、「バ…

もう、言い訳は許されない『なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。』

「polca」、「CAMPFIRE」、「BASE」、「paperboy」、「リバ邸」これらのサービスについての話題を耳にしない日は無い。これらを提供してきたのが本書の著者の家入一真氏だ。本書は家入氏による新しい経済の姿、小さな経済圏での生き方が記されている。 マズ…

添い寝フレンドから始まる複雑な恋愛『カカフカカ』

近年男女の関係が多様化してきている。例えば「セフレ」これは説明はいらないだろう。「キスフレ」キスだけの関係。「ソフレ」添い寝フレンドの略。一緒のベッドで寝るだけの関係。そして「カモフレ」カモフラージュフレンド、恋人ではないけど恋人同士のイ…

あなたが人生で最も後悔したことは何ですか?『人生で大切なたったひとつのこと』

スティーブ・ジョブズ、堀江貴文。大学の卒業式での伝説のスピーチと言えばこの2人が日本では最も有名だろう。他にもtwitter CEOディック・コストロ、ハリーポッター著者のJ・K・ローリング、そして今回紹介するジョージ・ソーンダーズのスピーチが有名であ…

みんなでハイタッチしようか『会議でスマートに見せる100の方法』

会議中の重役というのは非常にスマートだ。どんなに内容のない会議であってもスマートに受け答えする。スマートに会議をこなすことができれば、出世街道まっしぐらなのではないだろうか。本書は会議をスマートにこなす裏技を集めたものである。 会議というも…

お酒のお供に『BARレモン・ハート』

『BARレモン・ハート』著作:古谷 三敏(双葉社、1986/2/18〜) 仕事が終わって疲れて帰宅。好きな音楽でもかけ、リラックスしながらゆっくりとお酒を飲むのは至福の時間である。そんな時間のお供にオススメな作品が『BAR レモンハート』である。本作は一軒の…

人生で起こることの大半はモチベーションが決める『図解 モチベーション大百科』

【Q1】バットとボールの値段の合計は1ドル10セント。バットはボールより1ドル高い。ボールはいくら?【Q2】湖に蓮の葉が浮いている。葉の数は毎日2倍に増える。湖全体を葉が埋め尽くすのに48日間かかる。湖を半分埋め尽くすのは何日かかる?【Q3】5個の部品…

あたし、コーちゃんとアベックしたいな『俗語発掘記 消えた言葉辞典』

アベック、メッチェン、おかちめんこ、スットコドッコイ、アミ、話がピーマン、人三化七。これらの俗語は過去に日常的に使われていたが消えて行った言葉である。本書はこれまでに失われて来た俗語をまとめた辞典である。 なう、おこ、それな、ワンチャン、す…

つまりぼくら、人類の未来をすべて計算しつくしちゃったんだ『預言者ピッピ』

「ピッピ」はいわゆる人型ロボットであり、地震予測をするために開発された。しかしある事件を境に自我を持ち、自ら成長し、人類の未来を全て計算してしまった。 現在3.11をはじめ地球上では地震をはじめとする災害により多くの命が奪われている。もし地震の…

老害になるな!『理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件 』

未だにiphone5を使っている人はいないだろうか。10年以上洗濯機を買い換えてない人はいないだろうか。もしそうなら、あなたはこれからの時代で生き残ることができない文系脳の持ち主である。これからの時代を生き抜くには理系脳が必須である。 ここでの理系…

大学院レベルの歴史書『マンガの歴史 第1巻』

『マンガの歴史 第1巻』著者:みなもと太郎(岩崎書店、2017/8/31) 40年近く続く『風雲児たち』の連載を行い、デビュー50年。マンガの歴史を全て体験して来たみなもと太郎氏による『マンガの歴史』書である。第1巻は戦前から1960年代後半までを扱う。 まずは…

国内でも文化は結構違う『ものの言いかた西東』

「おはよう」。日本全国民が朝はこう挨拶していると言うのは常識となっている。しかし、青森、秋田のある地方は「いい天気だ」が、他にも「どこに行くか」など、違った挨拶が「おはよう」の上位に来る地方が数多くある。本書は方言でなく、地方によるものの…

モチベーションを養おう『勉強嫌いほどハマる勉強法』

~ 『勉強嫌いほどハマる勉強法』著者:宝槻 泰伸(PHP研究所、2015/4/20) 多くの人がイメージする勉強は、入試のためのもの、資格を取るためのもの、苦痛を伴い、やらなければならないつまらないことだと思う。しかし、本書での勉強の目的は「自分の好きな…

今なお使われ続ける象形文字『トンパ文字』

『トンパ文字』著者 王 超鷹(マール社、1996/4/20) 昨今、若者を中心にコミュニケーションの大きな変化が起こっている。現代の若者は電話でもなく、テキストでもなく、スタンプ(絵)でコミュニケーションを取っている。一方で1000年に渡り、絵でのコミュ…

ガッツはレッドオーシャンだから、そこで勝負しても無駄だよ『これからの世界をつくる仲間たちへ』

「本当の21世紀」をとうとう迎えようとしている。20世紀はみんなが同じ世界を歩む「映像の世紀」だった。そして、これから我々は「魔法の世紀」へと突入する。 2017年、世界の4分の1の人類がFBを利用している。また、日本人においても半数以上の人間がSNSを…

非モテコミットという名の性春『官能先生』

『官能先生』著作 吉田 基己(イブニングコミックス、2017/6/23) 文学における美しい男女の出会い方がある。夏祭りに行くと、浴衣を着た綺麗な女性とぶつかる。その女性の下駄の鼻緒が切れていて、男性は手拭いを口で破り、修理してあげるという出会い方だ…

多数決による行動する“究極のニンゲン”『デモクラティア』

『デモクラティア』著作:間瀬 元朗(ビッグコミックス) 人間そっくりに作られた“ヒトガタ”は、インターネットによる多数決により行動を行う。人類の“集合知”の力で判断を下し続ける“ヒトガタ”は理想の行動を取るものと考えられていた。 現在“人工知能”とい…

東大生ができるなら、小学生にだってできる『なつのロケット』

『なつのロケット』著作:あさりよしとお(白泉社、2015/12/3) 大好きだった先生が学校をやめてしまう。先生の教育が正しかったことを証明するために、ロケットを飛ばそう。1500キロ飛ぶことができるロケットを。本書はある夏の小学生達によるロケットづくり…

背中にオタマジャクシを乗せて運ぶ!?『パルダリウムで楽しむヤドクガエル』

『パルダリウムで楽しむヤドクガエル』著者:矢毒愛好会(エムピー・ジェー、2017/7/12) ヤドクガエルとは中米から南米の熱帯雨林や雲霧林に生息する小型のカエルであり、その美しい体色から熱帯雨林の宝石と呼ばれている。そんな宝石を熱帯雨林の生態系を再…

本を目にした人の心を読者へといざなうこと『新・装幀談義』

『新・装幀談義』著者:菊池 信義(白水社、2008/3/1) 装幀・装丁・装釘・装訂。全て「そうてい」と読み、文章に表紙やカバーをつけ、外形を整えることをいう。本書はこれまで1万冊以上の装幀を担当してきた装幀家の菊池氏による装幀についての本である。ま…

一生刺さり続ける棘『僕たちがやりました』

「そこそこ」楽しけりゃ幸せだった。アホなことして。スポッチャ行って。カラオケ行って。凡下(ボケ)高校に通っている3人は「そこそこ」な生活を過ごしていた。しかし、ある日イタズラで仕掛けた爆弾がプロパンガスに引火、10人もの人を殺害してしまう。「…

ロジカルペアリングができるようになる!『日本酒のペアリングがよくわかる本』

こんなに読者に寄り添ってくれた日本酒の本はこれまでなかった。本書は写真、図、具体例を詰め込みまくり、論理的にペアリングが出来るように落とし込んだ日本酒のペアリング入門書である。 本書の内容を紹介する前に日本酒の味4タイプを紹介しておく。まず…

人類を最も興奮させた数式『オイラーの贈物〜人類の至宝e^iπ=-1を学ぶ〜』

『オイラーの贈物〜人類の至宝e^iπ=-1を学ぶ〜』著者:吉田 武(社東海大学出版会、2010/1/1) 「オイラーの公式」を理解した人間は皆興奮を覚える。それは物理学者のリチャード・ファインマンも同様であり「我々の至宝」かつ「すべての数学のなかでもっとも…