HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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ライター:津田恵子

【書評】NewsPicksはなぜ面白いのか『編集思考』

意識高いNewsPicksおじさんを誕生させるまでに、影響力を持つようになった経済メディアNewsPicks。the UPDATEの司会でもおなじみ佐々木紀彦氏による、NewsPicksの経営思想が書かれた本。 親会社であるユーザーベース社の提供するSPEEDAは、企業分析(M&A初期…

【書評】17人の起業家が語るスタートアップノンフィクション『17スタートアップ』

本書は、スタートアップ創業者たちが、オムニバスで早稲田大学の学生に向けて連続講演会を行い、その講演サマリー及びスタートアップ企業の分析について書かれたものである。 とかく、第一章はスタートアップ総論として勉強になる。スタートアップとは、早く…

【書評】キャッシュフロー経営とは何か『破天荒フェニックス』

ハラハラ、ドキドキ、まるでジェットコースターのような、オンデーズの事業再生物語。 JINS、Zoff、オンデーズ。メガネをファッションのように付け替えるカルチャーが定着してどのくらいになるだろうか。オンデーズ躍進の裏側にこのような物語があったとは全…

【書評】多重人格者との恋愛『プリズム』

主人公聡子は、12個の人格を持ち合わせた青年と恋に落ちる。12人のうちの一人を好きになり、別の人格からも思いを寄せられる。プリズムというのは、多重人格者の比喩だ。 人間には誰しも、多面性がある。聡子もまた、職を変えたり、家族との関係を考え直した…

【書評】箱根駅伝物語『風が強く吹いている』

知人から三浦しをんさんの本がいいとお勧めされて、読んでみた。古びた学生寮に住む学生たちが、弱小駅伝チームを作り、箱根駅伝を目指す青春群像劇である。 駅伝チームということもあり、一人ひとりのキャラがとても個性的に描かれている。チームを作り、そ…

【書評】人の持つ行動原理を探しにいこう『トップ2%の天才が使っている「人を操る」最強の心理術』

タイトルにある、『人を操る』という言葉は、人を動かす、と言い換えることができる。思い通りに服従させるということではなく、こちらの言い分を正しく伝えて納得してもらうための手法について言及されている。 基本原則の一つ、『相手の一貫性を理解する』…

【書評】人から愛されるでくのぼう『のぼうの城』

表紙イラストも印象的な、和田竜の小説家デビュー作。司馬遼太郎達とは異なる、新たな歴史小説の楽しさを味わうことができる一冊。 舞台は、秀吉の時代、難攻不落の小田原城。北条氏の配下にあった、成田家の話である。 物語では、船上にいる主人公、成田長…

【書評】いま、ここだけを真剣に生きる『嫌われる勇気』

哲学者と一人の悩める青年との対話を通して、アドラー心理学をわかりやすく学べる本。青年が葛藤を抱えながらも、哲学者と心を通わせ、友情が芽生えていく物語だ。 哲学者は『われわれを苦しめる劣等感は、客観的な事実ではなく主観的な解釈』だと言う。事実…

【書評】Google元人事が教える、遊びながら働く方法『PLAYWORK』

筆者は、Googleでアジア・パシフィック地域における人材開発、グローバル人材の育成戦略策定に携わった人物。そして、日本を愛しており、禅の思想を持ち合わせたとても素敵な方である。(講演でも、流暢な日本語でお話される) Googleの生み出す革新的なサー…

【書評】司馬遼太郎が描く牛若丸『義経』

判官贔屓という言葉があるくらい、源義経を大好きな日本人。美形な好男子のイメージがあるが、司馬遼太郎の描く義経はもっと人間味がある。 以下、印象的な場面。 ●頼朝との対面義経を見定める頼朝と、緊張しながら謁見する義経。最初は認めあっていた2人な…

【書評】三井不動産に教わる場づくりエンゲージメント『場の力 変化を起こすためのヒント』

今でこそ、当たり前になった、コワーキングスペースやクラウドワーキングにサテライトオフィス。2016年時点で事例紹介をしている、さすが業界最大手不動産会社の中の人たちが書いた1冊。 社内向けメールマガジンだったということもあり(とんでもなくハイク…

【書評】感情を仕事に持ち込むべき理由『ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力』

講演会を聞きながら感じた塩田氏の印象はこうだ。『あぁ、ついにニュータイプの経営者がきた』 新人時代に教わらなかっただろうか?もしくは、先輩や上司にこう言われなかっただろうか? 論理的に説明しろ、で、根拠は何?感情的になるな、お前の思いは横に…

【書評】りんごかもしれないの人からもらう人生のヒント『おもわず考えちゃう』

ヨシタケシンスケ氏といえば、幼児向けの大人気絵本作家だ。代表作は『りんごかもしれない』『もうぬげない』など、大人も子供時代を思い出してクスッと笑ってしまう名作揃い。本書は、そんな楽しいヨシタケシンスケ氏の普段の発想や着想が分かるエッセイだ…

【書評】粋な江戸っ子の物語『夜鳴きめし屋』

日の出とともに起き、日の入りとともに就寝する、江戸の庶民の生活。そんな時代にやっている、小さな食堂のお話。 主人公は、親の代から受け継いだ金物屋を、食堂に変えることを思いつく。この時代に、夜まで営業している食べ物屋は少なく、特別な職業の人…

【書評】MBAは役に立つのか?『セルフアウェアネス』

セルフアウェアネスとは、自己認識=正しく自分を捉える力のことである。自分について明確に認識している人は、より自信があり、より創造的である。より適切な判断を下し、より強い人間関係を築き、コミュニケーション能力も高い。MBAで戦略論やファイナンス…

【書評】デジタルトランスフォーメーションのおさらい『日本再興戦略』

元々、内閣府が提唱した日本再興戦略2016というペーパーに、このような記述がある。(イノベーションと人材の強化)第4次産業革命を実現する鍵は、オープンイノベーションと人材である。技術の予見が難しい中、もはや「自前主義」に限界があることは明白で…

【書評】イノベーションのジレンマを乗り越える『両利きの経営』

昨今、イノベーション創出が叫ばれて久しい。大企業ほど、既存事業の深耕にエネルギーを奪われて、新規事業創造にリソースを割くことが難しい。 知の進化(既存事業)と知の探索(新規事業)を両立するポイントは、強力なリーダーシップであると本書には書い…

【書評】ティール組織を最初から学ぶならこれ!『宇宙兄弟 今いる仲間でうまくいく チームの話』

一斉を風靡した、フレデリック・ラルーの著書【ティール組織】実は、この自律的組織にたどり着くことができるチームはほんのわずか。 宇宙兄弟に出てくる登場人物や、ジョーカーズ(宇宙兄弟で同じミッションを持ったクルーのチーム名)を例に出しながら、チ…

【書評】ディープラーニング初心者へおすすめ『僕たちはもう働かなくていい』

文系素養の人が、【AIとは何なのか、ディープラーニングとは何なのか】を掴むのに最適な一冊。 数々の仕事がAIに代替される未来を、悲観的ではなく とても楽しみに感じることができた。 AIに『目』ができたことは大きな進化であると、東京大学の松尾豊氏が仰…