HIU公式書評Blog

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堀江貴文イノベーション大学校(通称HIU)公式の書評ブログです。様々なHIUメンバーの書評を毎日更新中。

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エッセイ

【書評】自慢の弟を紹介します。『頁をめくる音で息をする』

本書は広島県尾道市にある開店時間23時の古本屋「弐拾db(ニジュウデシベル)」の店主、藤井くんのエッセイです。私は、藤井くんの事を3人目の弟だと思っている。下の弟と同級生で、私と同い年のお姉さんが居るらしい。藤井くんはというと、私の事を他のお…

【書評】未完全でも、不完全でも、現状が嫌いでもいい。大いに動いてください。揺れてください。『僕たちは美しく生きていけるのだろうか。』

生きていくうえで大切なのは、ただ単に美しく見えるということだけではなく、「美を生きる」ということ。そのことを常に心の片隅に置きさえすれば、自分を見失ってしまうということにはならないでしょう。 「美を生きる」ことさえできれば、呼吸する一瞬一瞬…

【書評】りんごかもしれないの人からもらう人生のヒント『おもわず考えちゃう』

ヨシタケシンスケ氏といえば、幼児向けの大人気絵本作家だ。代表作は『りんごかもしれない』『もうぬげない』など、大人も子供時代を思い出してクスッと笑ってしまう名作揃い。本書は、そんな楽しいヨシタケシンスケ氏の普段の発想や着想が分かるエッセイだ…

【書評】おかんにはいつまでも生きていて見守って欲しい。そんな気持ちになりました 『やっぱし板谷バカ三代 』

ゲッツ板谷さんの『板谷バカ三代』から数年後に書かれた続編です。相変わらずぶっ飛んだ家族が信じられないようなバカな事件を起こし続けてくれていて、やっぱり抱腹絶倒で一気に読み進めてしまえる一冊です。 しかし、登場人物であるところのゲッツ板谷さん…

【書評】全ての悩める者方たちにおススメ。全ての悩みがぶっ飛びます。どうあろうが生きて行けるさ! 『板谷バカ三代』

ちょっと古い本ですが紹介させて下さい。と言うか多分100年先でも抱腹絶倒で読めるんじゃ無いかなぁ。 このエッセイ?はゲッツ板谷さんの家族の実話が詰まってるんですが、とにかくぶっ飛びまくってます。恐ろしくまずいコロッケを作り続け、頭にはダメ…

【書評】糸井ワールドが、綿密につくられた一冊。『他人だったのに。』

糸井重里の「小さいことば」シリーズの2018年度版。本、紙という表紙の紙にもこだわりがあり、紙そのものに硬さがあり、印刷のかすれや、繊維の厚みを楽しむことができます。 私が、この本が、ふと目に入ったのは、なんだか最近少し肩に力が入っているな、と…

【書評】自分と真剣に向き合う、好きなことに真剣に向き合う。 『何者かになるのは決してむずかしいことじゃない』

只者じゃないと思ったら、本当に只者じゃなかった。一文一文に魂がある。世界で活躍するサムライギタリスト、MIYAVIのエッセイ。 ギターをピックを使わずに弾く「スラップ奏法」で世界で大活躍するMIYAVI。ハリウッドデビューも果たし、UNHCR親善大使として…

【書評】さくらももこ先生が見てきた日常が詰まった1冊『もものかんづめ』

もものかんづめ (集英社文庫)作者: さくらももこ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2001/03/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 19回この商品を含むブログ (59件) を見る さくらももこ先生の初エッセイ。先生の洞察力にかかれば、どんなくだらない出来事も笑…

【書評】PSさくらももこ先生、この本ブラックジョークが過ぎますよ 『さくら日和』

1999年、この本の第一版の年。裏表紙を開いて確認するとそんな年に出版された本だったらしい。それより以前、さくらももこ先生のエッセイは欠かさず読んでいた。しかし、その年、僕はチャリンコで世界一周するんだ!という野望を抱いてカナダに飛び、ガチャ…